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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
  • ○ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
  • ○ウェルニッケ脳症
  • ○脚気衝心
  • ○下記疾患のうち、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

    • 神経痛
    • 筋肉痛・関節痛
    • 末梢神経炎、末梢神経麻痺
    • 心筋代謝障害
    • 便秘などの胃腸運動機能障害
  • 注:効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

  • チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日5~100mgを経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
成人男性にベンフォチアミン及びチアミン塩化物塩酸塩を単回経口投与し、血中総B1量及び血中の補酵素型B1(コカルボキシラーゼ)と遊離型B1の消長を測定した成績によれば、ベンフォチアミンはチアミン塩化物塩酸塩にくらべ、消化管からの吸収が良好で、高い血中総B1濃度を持続し、補酵素型B1への転換率が高いことが認められている。
16.3 分布
16.3.1 組織移行
ラットに35S標識ベンフォチアミン及びチアミン塩化物塩酸塩を370μCi(B1-HClとして10mg)/kgを経口投与し、経時的に主要臓器中の35S濃度を測定した結果、いずれの臓器においてもベンフォチアミン投与群がチアミン塩化物塩酸塩投与群より高濃度かつ長時間持続の傾向を示すことが認められている。
また、各臓器内濃度の消長についてみると肝臓、胃壁、膵臓等では投与後速やかに減少するのに対し心筋、横隔膜等の筋肉組織においては72時間以上の持続を示し、脳においては投与24時間後にピークの見られる点が特徴的である。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
消化器胃部不快感、食欲不振、悪心、下痢
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