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メコバラミン錠500μg「SW」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 末梢性神経障害

用法・用量

  • 通常、成人は1日3錠(メコバラミンとして1日1,500μg)を3回にわけて経口投与する。
    ただし、年齢及び症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

8.重要な基本的注意

本剤投与で効果が認められない場合、月余にわたって漫然と使用すべきでない。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人男子にメコバラミン120μg、1,500μg注)を絶食下単回経口投与した場合、いずれの投与量においても投与後約3時間で最高血中濃度に達し、濃度依存による吸収が観察された。半減期、血清中総ビタミンB12(以下B12)濃度の投与12時間までの増加分及びΔAUC120を下表に示し、血清中総B12濃度の推移を下図に示した。
尿中総B12排泄量は投与後8時間までに投与後24時間排泄量の40~90%が排泄された。
注)本剤の承認された用法及び用量は「通常、成人はメコバラミンとして1日1,500μgを3回に分けて経口投与する。ただし、年齢及び症状により適宜増減する。」である。
血清中総B12濃度の増加分
投与量tmax(hour)Cmax(pg/mL)ΔCmax(pg/mL)ΔCmax%(%)ΔAUC120※1(pg・hr/mL)t1/2※2(hour)
120μg2.8±0.2743±4737±155.1±2.1168±58算出不能
1,500μg3.6±0.5972±55255±5136.0±7.92033±51012.5
※1:投与前値に対する投与後12時間までの実測値の増加分から台形公式により算出※2:投与後24~48時間の平均値から算出Mean±S.E., n=8
16.1.2 反復投与
健康成人男子5名に1,500μgを12週間反復経口投与し、投与中止後4週間の血清中総B12量の変動率を検討した。投与4週間で投与前値の約2倍に達し、以後も漸増し、12週後には約2.8倍を示した。投与中止4週後でも投与前値の約1.8倍を示した。
16.1.3 生物学的同等性試験
メコバラミン錠500μg「SW」とメチコバール錠500μgを健康成人男子にそれぞれ3錠(メコバラミンとして1,500μg注))空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、血清中ビタミンB12濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
各製剤3錠投与時の薬物動態パラメータ
Cmax(ng/mL)Tmax(hr)T1/2(hr)AUC0-48hr(ng・hr/mL)
メコバラミン錠500μg「SW」0.84±0.273.4±0.814.4±7.029.85±9.76
メチコバール錠500μg0.86±0.244.3±3.013.4±9.730.92±8.30
※ゼロ補正をし算出(Mean±S.D.)
血清中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
注)メコバラミン1,500μg単回投与は、承認外用量である。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満
消化器食欲不振、悪心・嘔吐、下痢
過敏症発疹

注)発現頻度は製造販売後調査を含む。

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