製品名 ピコプレップ配合内用剤

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一般名
薬効分類
胃腸薬・止痢薬・整腸薬・下剤
 >経口腸管洗浄剤
価格
1包:1011.6円/包

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • 大腸内視鏡検査及び大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除

用法・用量

  • 通常、成人には、1回1包を約150mLの水に溶解し、検査又は手術前に2回経口投与する。1回目の服用後は、1回250mLの透明な飲料を数時間かけて最低5回、2回目の服用後は1回250mLの透明な飲料を検査又は手術の2時間前までに最低3回飲用する。
  • 検査又は手術の前日と当日に分けて2回投与する場合

    • 検査又は手術の前日は低残渣食、当日は透明な飲料のみとし、検査又は手術前日の夜及び検査又は手術当日の朝(検査又は手術の4~9時間前)の2回経口投与する。
  • 検査又は手術の前日に2回投与する場合

    • 検査又は手術の前日は低残渣食、当日は透明な飲料のみとし、検査又は手術前日の夕及び1回目の服用から約6時間後の夜の2回経口投与する。
禁忌

【警告】

  • 本剤の投与により、腸管内圧上昇による腸管穿孔を起こすおそれがあるので、排便、腹痛等の状況を確認しながら慎重に投与するとともに、腹痛等の消化器症状があらわれた場合は投与を中断し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、投与継続の可否について慎重に検討すること。特に、腸閉塞を疑う患者には問診、触診、直腸診、画像検査等により腸閉塞でないことを確認した後に投与するとともに、腸管狭窄、高度な便秘、腸管憩室のある患者では注意すること。[「禁忌」、「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項参照]
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
  • 胃腸管閉塞症又は腸閉塞の疑いのある患者[腸管内容物の増大や腸管蠕動運動の亢進により腸管内圧が上昇し、腸管粘膜の虚血、腸閉塞、腸管穿孔を引き起こすおそれがある。]
  • 腸管穿孔のある患者[腹膜炎その他重篤な合併症を起こすおそれがある。]
  • 中毒性巨大結腸症のある患者[穿孔を引き起こし腹膜炎、腸管出血を起こすおそれがある。]
  • 急性腹症が疑われる患者[腸管蠕動運動の亢進により、症状が悪化するおそれがある。]
  • 重度の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランスが30mL/分未満)[吸収されたマグネシウムの排泄が遅延し、血中マグネシウム濃度が上昇するおそれがある。また、多量の水分摂取は腎機能に負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
副作用
アナフィラキシー(頻度不明
アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、血圧低下、嘔吐、嘔気持続、気分不良、眩暈、冷感、蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
腸管穿孔、腸閉塞、鼠径ヘルニア嵌頓(いずれも頻度不明
腸管穿孔、腸閉塞、鼠径ヘルニア嵌頓を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、腹部の診察や画像診断(単純X線、超音波、CT等)を行い、適切な処置を行うこと。
虚血性大腸炎(頻度不明
虚血性大腸炎を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
高マグネシウム血症(頻度不明
高マグネシウム血症を起こすことがあり、呼吸抑制、意識障害、不整脈があらわれ、心停止に至る場合もあるので、観察を十分に行い、嘔気、嘔吐、筋力低下、傾眠、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅等の症状が認められた場合には、電解質の測定を行うとともに、適切な処置を行うこと。
低ナトリウム血症、低カリウム血症(いずれも頻度不明
低ナトリウム血症、低カリウム血症を起こすことがあり、意識障害、痙攣等があらわれることがあるので、この様な症状があらわれた場合には、電解質補正等の適切な処置を行うこと。
*:海外で認められている副作用のため頻度不明
注意

次の患者には慎重に投与すること

うっ血性心不全、心機能障害のある患者[電解質の変動により、心機能を抑制するおそれがある。]
軽度又は中等度の腎機能障害のある患者[電解質異常を起こすおそれがある。]
高マグネシウム血症の患者[血中マグネシウム濃度が上昇するおそれがある。]
腹部外科手術の既往歴のある患者[腸閉塞や腸管穿孔を起こすおそれがある。]
腸管狭窄及び高度な便秘のある患者[腸管内容物の増大や腸管蠕動運動の亢進により、腸閉塞や腸管穿孔を起こすおそれがある。]
腸管憩室のある患者[腸管穿孔を起こすおそれがある。]
重度の活動性の炎症性腸疾患のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
高齢者[「5.高齢者への投与」の項参照]
誤嚥を起こすおそれのある患者[「2.重要な基本的注意(5)」の項参照]
高齢者及び腎機能障害や心機能障害等の電解質異常のリスクのある患者に本剤を投与した場合には低ナトリウム血症又は低カリウム血症等が起こるおそれがある。電解質異常のリスクのある患者に投与する場合には、本剤の投与前に血清電解質の検査を実施することが望ましい。低ナトリウム血症又は低カリウム血症等の兆候又は症状が認められた場合には、適切な処置を行うこと。なお、体液の喪失を補う目的で水のみを摂取すると、電解質異常を起こすおそれがあるので注意すること。
まれに腸管穿孔、腸閉塞、虚血性大腸炎及び高マグネシウム血症等を起こすことがある。腸管穿孔、腸閉塞及び虚血性大腸炎は腸管内容物の増大、蠕動運動の亢進による腸管内圧の上昇により発症し、高マグネシウム血症は、腸閉塞により本剤が腸管内に貯留しマグネシウムの吸収が亢進することにより発症するので、投与に際しては次の点に留意すること。
患者の日常の排便状況を確認し、本剤投与前日あるいは投与前にも通常程度の排便があったことを確認した後投与すること。
本剤の投与により排便があった後も腹痛、嘔吐が継続する場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、腸管穿孔等がないか確認すること。
自宅で本剤を服用させる場合には、患者及びその家族に次の点について十分説明・指導すること。
日常の排便状況を確認させるとともに、本剤服用前日、あるいは服用前に通常程度の排便があったことを確認させ、排便がない場合は服用前に医師に相談すること。
副作用があらわれた場合に、対応が困難になる場合があるので、一人での服用は避けること。
悪心・嘔吐、腹痛等の消化器症状やアナフィラキシー、過敏症、発疹等のアレルギー症状等の本剤の副作用について事前に説明し、このような症状があらわれた場合には、服用を中止し、直ちに受診すること。また、服用後についても同様の症状があらわれた場合には直ちに受診すること。
電解質異常を起こすおそれがあるため水のみを摂取しないこと。
薬剤の吸収に及ぼす影響
本剤による腸管洗浄が経口投与された薬剤の吸収を妨げる可能性があるので、投与時間等に注意すること。また、薬剤の吸収阻害が臨床上重大な問題となる薬剤を投与中の患者については、院内で十分観察しながら投与すること。
誤嚥により、呼吸困難、肺炎を起こすことがあるので、誤嚥を起こすおそれのある患者(高齢者、嚥下が困難な患者等)に投与する際には注意すること。
糖尿病用薬を投与中の患者への投与
糖尿病用薬の投与は検査当日の食事摂取後より行うこと。[食事制限により低血糖を起こすおそれがある。]
排便に伴う腸管内圧の変動により、めまい、ふらつき、一過性の血圧低下等が発現することがあるので、十分に観察しながら投与すること。
調製方法
1包を約150mLの水に入れ、2~3分間かき混ぜて溶解した後、使用すること。ただし、溶解時に発熱するため、冷水に溶解することが望ましい。溶解液が熱くなった場合には、十分に冷ましてから服用すること。
調製時
本剤の溶解液に他成分を添加しないこと。
開封後は速やかに使用すること。また、未使用の粉末や溶解液は廃棄すること。
電解質異常を起こすおそれがあるため、水のみの飲用は避け、総飲量の半量以上はお茶やソフトドリンク等の他の透明な飲料を飲用すること。
脱水を避けるため、口渇時には用法・用量に定められた水分摂取に加え、透明な飲料を適宜追加して飲用するよう指導すること。
検査又は手術が午後に行われる場合は、前日と当日の2回に分けて投与すること。
一般に高齢者では、生理機能が低下していることが多いため、電解質異常が起こりやすいので慎重に投与すること。低ナトリウム血症又は低カリウム血症等の兆候又は症状が認められた場合は適切な処置を行うこと。
高齢者において腸管穿孔、腸閉塞を起こした場合は、より重篤な転帰をたどることがある。投与中は観察を十分に行い、腹痛等の異常が認められた場合には、投与を中止し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、適切な処置を行うこと。
妊婦又は妊娠の可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていない(使用経験がない)。
外国人健康成人16例に本剤2包を、6時間を空けて分割投与した際の1回目投与後及び2回目投与後のピコスルファートのCmax(平均値±標準偏差)はそれぞれ2.3±1.4ng/mL、3.2±2.6ng/mLであり、Tmax(中央値(最小値,最大値))はそれぞれ2(0.5,4.0)時間、8(2.0,10.0)時間であった。また、同様に本剤1回目投与後及び2回目投与後のマグネシウムのCmaxはそれぞれ0.88±0.07mmol/L、0.95±0.08mmol/Lであり、Tmaxはそれぞれ4(1.0,4.0)時間、10(4.0,16.1)時間であった。
ピコスルファートのt1/2(平均値±標準偏差)は7.4±3.2時間であり、投与量の0.11%が未変化体として尿中に排泄された。ピコスルファートナトリウム水和物の活性代謝物であるビス-(p-ヒドロキシフェニル)-ピリジル-2-メタン(BHPM)の血漿中濃度は低く、16例中13例において検出限界以下であった。吸収されたBHPMの多くはグルクロン酸抱合体として尿中に排泄された。
国内臨床試験において、本剤を検査の前日と当日に分けて2回投与した患者213例、検査の前日に2回投与した患者211例の血中マグネシウムの濃度の推移は以下のとおりであった。
血中マグネシウム濃度
(mmol/L)
スクリーニング時大腸内視鏡検査当日試験終了時
前日及び当日投与群
(n=213)
0.88±0.061.03±0.070.87±0.07
前日2回投与群
(n=211)
0.89±0.071.03±0.080.86±0.07
(平均値±標準偏差)

エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。
Thank you for serving us!