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ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「日本臓器」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)

用法・用量

  • 通常、1日1~数回適量を患部に噴霧する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)の患者[血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある]
  • 2.2 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者[血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
100g容器は使用後キャップをしめ、保管すること。
14.2 薬剤使用時の注意
14.2.1 容器を振ってからスプレーすると、泡がスプレーされにくくなるので振らずにスプレーすること。
14.2.2 泡がスプレーされにくくなるので、逆さにして使用しないこと。
14.2.3 潰瘍、びらん面への直接噴霧を避けること。
14.2.4 点鼻用として鼻腔内に使用しないこと。
14.2.5 顔面、頭部等、吸入する可能性のある患部には注意して使用すること。

16.薬物動態

16.8 その他
16.8.1 生物学的同等性試験
ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「日本臓器」とヒルドイドローション0.3%を健康成人男性の両腕前腕部内側の面積2.83cm2にそれぞれ5μL適用し、適用6時間後における角層中薬物量の平均値の差について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、両製剤の生物学的同等性が確認された。
角層中薬物量(μg/2.83cm2
ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「日本臓器」0.38±0.08
ヒルドイドローション0.3%0.39±0.08
n=48、平均値±標準偏差

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1%~5%未満頻度不明
過敏症皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅等皮膚刺激感
皮膚
(投与部位)
紫斑
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