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クレマスチン錠1mg「日医工」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • クレマスチン錠1mg「日医工」

    錠1mgアレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、そう痒症)
    アレルギー性鼻炎
  • クレマスチンシロップ0.01%「日医工」

    シロップ0.01%アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、そう痒症)
    アレルギー性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽
  • クレマスチンドライシロップ0.1%「日医工」

    ドライシロップ0.1%アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、そう痒症)
    アレルギー性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽

用法・用量

  • クレマスチン錠1mg「日医工」

    • 1日量2錠(クレマスチンとして2mg)を朝晩2回に分けて経口投与する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • クレマスチンシロップ0.01%「日医工」

    • 通常1日20mL(クレマスチンとして2mg)を2回に分けて経口投与する。
      用量は患者の症状、年齢・体重などにより適宜増減することができる。
    • 幼小児に対する標準的な用量として、下記の1日用量がすすめられる。
      年齢1日用量
      1歳以上3歳未満4mL(クレマスチンとして0.4mg)
      3歳以上5歳未満5mL(クレマスチンとして0.5mg)
      5歳以上8歳未満7mL(クレマスチンとして0.7mg)
      8歳以上11歳未満10mL(クレマスチンとして1mg)
      11歳以上15歳未満13mL(クレマスチンとして1.3mg)
    • 1歳未満の乳児に使用する場合には、体重、症状などを考慮して適宜投与量を決める。
  • クレマスチンドライシロップ0.1%「日医工」

    • 通常、成人は1日クレマスチンとして2mg(本剤2g)を朝晩2回に分けて経口投与する。
      用量は患者の症状、年齢、体重などにより適宜増減する。
      なお、用時水に溶かして用いる。
    • 幼小児に対する標準的な用量として、下記の1日量を2回に分け、用時溶解して経口投与する。
      年齢1日用量
      1歳以上3歳未満0.4g(クレマスチンとして0.4mg)
      3歳以上5歳未満0.5g(クレマスチンとして0.5mg)
      5歳以上8歳未満0.7g(クレマスチンとして0.7mg)
      8歳以上11歳未満1g(クレマスチンとして1mg)
      11歳以上15歳未満1.3g(クレマスチンとして1.3mg)
    • なお、1歳未満の乳児に使用する場合には、体重、症状などを考慮して適宜投与量を決める。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
  • 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿障害が悪化するおそれがある。]
  • 狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞のある患者[抗コリン作用により消化管運動が抑制され、症状が悪化するおそれがある。]

注意 

次の患者には慎重に投与すること

てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。]
開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳中の婦人には投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。[母乳中へ移行することが報告されている。]
乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与すること。[痙攣、興奮等の中枢神経症状があらわれることがある。]
溶出挙動
クレマスチン錠1mg「日医工」
日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたクレマスチンフマル酸塩錠の溶出規格に適合していることが確認されている。
クレマスチンドライシロップ0.1%「日医工」
日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたクレマスチンフマル酸塩ドライシロップの溶出規格に適合していることが確認されている。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
中枢神経抑制剤
鎮静剤
催眠剤等
アルコール
中枢神経抑制作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。いずれも中枢神経抑制作用を有するため。
抗コリン剤
アトロピン等
MAO阻害剤
抗コリン作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。作用を増強させるため。

重大な副作用 

(頻度不明)
痙攣、興奮
痙攣、興奮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと(乳児、幼児では特に注意すること)。
肝機能障害、黄疸
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

頻度不明
過敏症注)発疹
精神神経系眠気、浮動性めまい、頭重、倦怠感
消化器悪心・嘔吐、口渇、食欲不振、下痢
肝臓AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇

注)このような場合には投与を中止すること。

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