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シアノコバラミン点眼液0.02%「杏林」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 調節性眼精疲労における微動調節の改善

用法・用量

  • 通常、1回1~2滴を1日3~5回点眼する。なお、症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
・本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物はソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、ソフトコンタクトレンズを装用している場合には、点眼前にレンズを外し、点眼後少なくとも5~10分間の間隔をあけて再装用すること。
・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。

16.薬物動態

16.3 分布
白色ウサギに標識したシアノコバラミン液を2分毎に15回、総量0.3mLを点眼したとき、最終点眼直後及び1時間後の眼内移行率は、シアノコバラミンの総投与量を100%とすると次のとおりであった。
表16-1 ウサギでの眼内移行率
最終点眼直後(%)最終点眼1時間後(%)
結膜1.2860.132
角膜0.1560.115
強膜(毛様体部)0.0970.033
強膜後部0.2120.027
前房水0.0080.015
水晶体0.0070.008
虹彩0.0150.022
毛様体0.0450.036
硝子体0.0070.013
網脈絡膜0.0130.011

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症過敏症状
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