ケトコナゾールクリーム2％「NR」、他

• ケトコナゾールクリーム2％「イワキ」
• ケトコナゾールローション2％「JG」
• ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「日本臓器」

効能・効果

• 下記の皮膚真菌症の治療

  • 白癬

    • 足白癬、体部白癬、股部白癬

  • 皮膚カンジダ症

    • 指間糜爛症、間擦疹（乳児寄生菌性紅斑を含む）
  • 癜風
  • 脂漏性皮膚炎

用法・用量

• ケトコナゾールクリーム2％「NR」

  • 白癬、皮膚カンジダ症、癜風に対しては、1日1回患部に塗布する。脂漏性皮膚炎に対しては、1日2回患部に塗布する。

• ケトコナゾール外用液2％「NR」

  • 白癬、皮膚カンジダ症、癜風に対しては、1日1回患部に塗布する。脂漏性皮膚炎に対しては、1日2回患部に塗布する。

• ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」

  • 白癬、皮膚カンジダ症、癜風に対しては、1日1回患部に噴霧する。脂漏性皮膚炎に対しては、1日2回患部に噴霧する。

次の患者には投与しないこと

• 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

（ケトコナゾール外用液2％「NR」、ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」）

本剤を乳児寄生菌性紅斑に使用する場合、アルコール性基剤（エタノール等）が局所刺激作用を有するため、注意して使用すること。

投与時

眼科用として角膜、結膜に使用しないこと。

著しい糜爛面には使用しないこと。

亀裂、糜爛面には注意して使用すること（ケトコナゾール外用液2％「NR」、ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」）。

点鼻用として鼻腔内に使用しないこと（ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」）。

顔面、頭部等、吸入する可能性のある患部には注意して使用すること（ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」）。

誤って経口摂取した場合は、適切な処置を行うこと。

妊婦、授乳婦及び妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。また、2％ケトコナゾールクリームは、皮膚からはほとんど吸収されないが、経口投与における動物実験で催奇形作用が報告されている。〕

ケトコナゾールクリーム2％「NR」

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない（使用経験が少ない）。

ケトコナゾール外用液2％「NR」、ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」

小児等に対する安全性は確立していない（使用経験がない）。

次のような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

ケトコナゾールクリーム2％「NR」

	頻度不明
皮膚	接触皮膚炎、そう痒、発赤、刺激感、紅斑、糜爛、皮膚剥脱、水疱、亀裂、疼痛、皮膚灼熱感、発疹、皮膚のべとつき感、蕁麻疹
全身障害および投与局所様態	適用部位反応（乾燥、浮腫、出血、不快感、炎症、錯感覚）
免疫系障害	過敏症

次のような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

ケトコナゾール外用液2％「NR」、ケトコナゾール外用ポンプスプレー2％「NR」

	頻度不明
皮膚	刺激感、そう痒、接触皮膚炎、紅斑、水疱、皮膚灼熱感、発疹、皮膚剥脱、皮膚のべとつき感、蕁麻疹、糜爛、亀裂、疼痛
全身障害および投与局所様態	適用部位反応（出血、不快感、乾燥、炎症、錯感覚、浮腫）
免疫系障害	過敏症
その他	尿蛋白陽性