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ラグノスNF経口ゼリー分包12g

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
  • ○高アンモニア血症に伴う下記症候の改善

    • 精神神経障害、手指振戦、脳波異常
  • ○産婦人科術後の排ガス・排便の促進

用法・用量

  • <慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)>

    • 通常、成人には本剤24g(本剤2包)を1日2回経口投与する。症状により適宜増減するが、1日最高用量は72g(本剤6包)までとする。
  • <高アンモニア血症に伴う症候の改善>

    • 通常、成人には本剤12~24g(本剤1~2包)を1日3回(1日量として本剤3~6包)経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
  • <産婦人科術後の排ガス・排便の促進>

    • 通常、成人には本剤12~36g(本剤1~3包)を1日2回(1日量として本剤3~6包)経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • ガラクトース血症の患者[本剤はガラクトース(1%以下)及び乳糖(1%以下)を含有する。]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

8.重要な基本的注意

本剤投与中に下痢があらわれるおそれがあるので、症状に応じて減量、休薬又は中止を考慮し、本剤を漫然と継続投与しないよう、定期的に本剤の投与継続の必要性を検討すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
分包製品の使用後、残薬は廃棄し、保存しないこと。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
健康成人5例にラクツロースシロップ剤30mL(ラクツロースとして19.5g)を経口投与した結果、吸収されたラクツロースは4時間で最高血中濃度(平均56.8μg/mL)となり、12時間後の血中にはほとんど検出されなかった。
16.2 吸収
健康成人5例にラクツロースシロップ剤30mL(ラクツロースとして19.5g)を経口投与した結果、ラクツロースの吸収は極めて微量であった。
16.5 排泄
健康成人5例にラクツロースシロップ剤30mL(ラクツロースとして19.5g)を経口投与した結果、尿中排泄は0~4時間で最高(93.0±30.6mg/4h)となり、12時間で投与量の0.65%が未変化のまま排泄された。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
α-グルコシダーゼ阻害剤
(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)
消化器系副作用が増強される可能性がある。α-グルコシダーゼ阻害剤により増加する未消化多糖類およびラクツロースは、共に腸内細菌で分解されるため、併用により腸内ガスの発生や下痢等が増加する可能性がある。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

1~5%未満1%未満頻度不明
消化器下痢注)、腹部膨満、腹痛、鼓腸、腹鳴悪心・嘔吐食欲不振

注)水様便が惹起された場合には減量するか、又は投与を中止すること。

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