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アンブロキソール塩酸塩シロップ小児用0.3%「タカタ」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 下記疾患の去痰

    • 急性気管支炎、気管支喘息

用法・用量

  • 通常、幼・小児に1日0.3mL/kg(アンブロキソール塩酸塩として0.9mg/kg)を3回に分けて経口投与する。
    なお、年齢・症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
低出生体重児及び新生児を対象とした臨床試験は実施していない。

14.適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意
抗生物質を含有するシロップ用細粒との混合により、外観(色、にごり)変化の起こることがあるので、これらの薬剤との併用を必要とする場合には別々に投与すること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 生物学的同等性試験
アンブロキソール塩酸塩シロップ小児用0.3%「タカタ」と小児用ムコソルバンシロップ0.3%をクロスオーバー法により、健康成人男子12名にそれぞれ10mL(アンブロキソール塩酸塩として30mg)を空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後1、1.5、2、2.5、3、4、6、9、12及び24時間に前腕静脈から採血した。液体クロマトグラフィーにより測定したアンブロキソール塩酸塩の血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、AUC及びCmaxについて統計的評価を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
図16-1 血漿中濃度
表16-1 薬物動態パラメータ
判定パラメータ参考パラメータ
AUC(ng/mL・hr)Cmax(ng/mL)tmax(hr)t1/2(hr)
アンブロキソール塩酸塩シロップ小児用0.3%「タカタ」519.9±105.663.7±15.62.0±0.37.4±1.7
小児用ムコソルバンシロップ0.3%498.3±100.170.0±15.12.0±0.47.6±1.7
(Mean±S.D.,n=12)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
発疹、顔面浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれることがある。
11.1.2 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
注)発現頻度は錠、液、シロップ及び徐放カプセルの承認時までの臨床試験及び使用成績調査を含む。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
消化器胃不快感胃痛、腹部膨満感、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、便秘、食思不振、消化不良(胃部膨満感、胸やけ等)
過敏症発疹、蕁麻疹、蕁麻疹様紅斑、そう痒血管浮腫(顔面浮腫、眼瞼浮腫、口唇浮腫等)
肝臓肝機能障害(AST上昇、ALT上昇等)
その他口内しびれ感、上肢のしびれ感めまい

注)発現頻度は錠、液、シロップ及び徐放カプセルの承認時までの臨床試験及び使用成績調査を含む。

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