製品名 ビクタルビ配合錠

一般名
Bictegravir sodium
Emtricitabine
Tenofovir alafenamide fumarate
薬効分類
抗ウイルス薬
 >抗HIV薬
価格
1錠:7094.1円/錠

製薬会社
効能・効果
用法・容量

効能・効果

  • HIV-1感染症

用法・用量

  • 通常、成人には1回1錠(ビクテグラビルとして50mg、エムトリシタビンとして200mg及びテノホビル アラフェナミドとして25mgを含有)を1日1回経口投与する。
禁忌

【警告】

  • B型慢性肝炎を合併している患者では、本剤の投与中止により、B型慢性肝炎が再燃するおそれがあるので、本剤の投与を中断する場合には十分注意すること。特に非代償性の場合、重症化するおそれがあるので注意すること。
【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 次の薬剤を投与中の患者

    リファンピシン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、ホスフェニトイン、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品(「相互作用」の項参照)
副作用
腎不全又は重度の腎機能障害(頻度不明)
腎機能不全、腎不全、急性腎障害、近位腎尿細管機能障害、ファンコニー症候群、急性腎尿細管壊死、腎性尿崩症又は腎炎等の重度の腎機能障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行う等、観察を十分に行い、臨床検査値に異常が認められた場合には、投与を中止する等、適切な処置を行うこと。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意すること。
乳酸アシドーシス(頻度不明)
乳酸アシドーシスが現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注意

次の患者には慎重に投与すること

重度の腎機能障害のある患者[エムトリシタビンの血中濃度が上昇する(「薬物動態」の項参照)。]
重度の肝機能障害のある患者[重度の肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。]
本剤の使用に際しては、患者又はそれに代わる適切な者に次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用すること。
本剤はHIV感染症の根治療法薬ではないことから、日和見感染症を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続ける可能性があるので、本剤投与開始後の身体状況の変化についてはすべて担当医に報告すること。
本剤の長期投与による影響については現在のところ不明であること。
本剤による治療が、性的接触又は血液汚染等による他者へのHIV感染の危険性を低下させるかどうかは証明されていないこと。
担当医の指示なしに用量を変更したり、服用を中止したりしないこと。
本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服用中のすべての薬剤を担当医に報告すること(「相互作用」の項参照)。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤を服用する場合、事前に担当医に相談すること。
本剤はHIV-1感染症に対して1剤で治療を行うものであるため、他の抗HIV薬と併用しないこと。また、エムトリシタビンと類似の薬剤耐性、ウイルス学的特性を有しているラミブジンを含む製剤と併用しないこと。
エムトリシタビン又はテノホビルを含む核酸系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が報告されているので、乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には、本剤の投与を一時中止すること。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意すること。
抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築炎症反応症候群が報告されている。投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等に対する炎症反応が発現することがある。また、免疫機能の回復に伴い自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎等)が発現するとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮すること。
本剤投与前は、クレアチニンクリアランス等の腎機能検査を実施し、腎機能障害の有無を確認すること。また、本剤投与後も定期的な検査等により、患者の状態を注意深く観察し、腎機能障害のリスクを有する患者にはクレアチニンクリアランス及び血清リンの検査を実施すること。腎毒性を有する薬剤との併用は避けることが望ましい。
テノホビル アラフェナミドフマル酸塩を含有する製剤の非臨床試験及び臨床試験において、骨密度の低下と骨代謝の生化学マーカーの上昇が認められ、骨代謝の亢進が示唆された。また、抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者に対し、テノホビル アラフェナミドフマル酸塩を含有する製剤が投与された臨床試験において、骨密度が低下した症例が認められた。病的骨折の既往のある患者又はその他の慢性骨疾患を有する患者では、十分な観察を行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等、適切な処置を行うこと。
アジア系人種におけるエムトリシタビンの薬物動態は十分に検討されていないが、少数例の健康成人及びB型慢性肝炎のアジア系人種において、Cmaxの上昇を示唆する成績が得られているので、HBV感染症合併患者を含め、副作用の発現に注意すること。
エムトリシタビン製剤の試験において皮膚変色が発現し、その発現頻度は有色人種に高いことが示唆されている。
本剤はビクテグラビルナトリウム、エムトリシタビン及びテノホビル アラフェナミドフマル酸塩の3成分を含有した配合錠である。これらの成分を含む製剤と併用しないこと。また、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含む製剤についても併用しないこと。
投与開始時に、クレアチニン・クリアランスが30mL/分以上であることを確認すること。本剤投与後、クレアチニン・クリアランスが30mL/分未満に低下した場合は、投与の中止を考慮すること。
以下のいずれかのHIV-1感染症患者に使用すること。
抗HIV薬による治療経験がない患者
ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前3ヵ月間以上においてウイルス学的抑制(HIV-1 RNA量が50copies/mL未満)が得られており、ビクテグラビル、エムトリシタビン又はテノホビルに対する耐性関連変異を持たず、本剤への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者
本剤による治療に当たっては、患者の治療歴及び可能な場合には薬剤耐性検査(遺伝子型解析あるいは表現型解析)を参考にすること。
一般に高齢者では生理機能が低下しており、合併症や他の薬剤の併用が多いことから、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。他のインテグラーゼ阻害薬であるドルテグラビルでは、海外で進行中の観察研究において、無脳症や二分脊椎などの神経管閉鎖障害が報告されている。動物試験(サル)においてテノホビルの胎児への移行が報告されている。]
本剤投与中は授乳を避けさせること。[動物試験(ラット)でビクテグラビルは乳汁中に分泌され、胎児に移行することが報告されている。テノホビル及びエムトリシタビンはヒト乳汁への移行が報告されている。なお、女性のHIV感染症患者は、乳児のHIV感染を避けるため、乳児に母乳を与えないことが望ましい。]
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
<日本人における成績>
吸収
健康成人に本剤を空腹時に単回経口投与した時の、ビクテグラビル、エムトリシタビン、テノホビル アラフェナミド及びテノホビルの薬物動態パラメータを表1に示す。
表1 ビクタルビ配合錠単回経口投与時のビクテグラビル、エムトリシタビン、テノホビル アラフェナミド及びテノホビルの薬物動態パラメータ
ビクテグラビルエムトリシタビンテノホビル アラフェナミドテノホビル
Cmax(μg/mL)6.56(17.9)2.68(39.9)0.30(58.3)0.01(30.3)
AUCinf(μg・hr/mL)115(21.2)11.2(18.2)0.17(51.6)0.33(24.0)
t1/2(hr)17.0
(11.8,23.4)
18.0
(10.7,39.1)
0.35
(0.25,1.15)
46.2
(36.1,106)
Cmax及びAUCinf:平均値(CV%)t1/2:中央値(最小値、最大値)被験者数:25例(テノホビル アラフェナミドのt1/2及びAUCinfは24例)
<海外臨床試験における成績>
吸収
成人HIV感染症患者に本剤を反復経口投与した時の、ビクテグラビル、エムトリシタビン及びテノホビル アラフェナミドの薬物動態パラメータを表2に示す。
表2 ビクタルビ配合錠反復経口投与時のビクテグラビル、エムトリシタビン及びテノホビル アラフェナミドの薬物動態パラメータa)
ビクテグラビルエムトリシタビンテノホビル アラフェナミド
Cmax(μg/mL)6.80(30.1)2.13(34.7)0.277(62.4)
AUCtau(μg・hr/mL)94.2(34.7)12.3(29.2)0.229(63.0)
Ctrough(μg/mL)2.26(47.3)b)0.096(37.4)c)NA
t1/2(hr)16.11
(6.76,28.32)
6.82
(2.33,9.40)
0.39
(0.17,1.14)
Cmax、AUCtau及びCtrough:平均値(CV%)t1/2:中央値(最小値、最大値)NA:該当なしa)GS-US-380-1489、1490、1844及び1878試験で得られた77例のデータを用いた薬物動態解析(ビクテグラビル及びエムトリシタビンのCtroughを除く)b)GS-US-380-1489、1490、1844及び1878試験で得られた75例のデータを用いた薬物動態解析c)GS-US-380-1489、1490、1844及び1878試験で得られた74例のデータを用いた薬物動態解析
食事の影響
ビクテグラビルを高脂肪食摂取時に投与した場合、空腹時と比べて、AUCinf及びCmaxはそれぞれ約24%及び約13%上昇した。同様に、中脂肪食摂取時のビクテグラビルのAUCinf及びCmaxは、空腹時と比べて上昇した。
食事はエムトリシタビンのAUCinfに影響を及ぼさなかったが、高脂肪食摂取時に投与した場合、Cmaxは空腹時に比べて14%減少した。
テノホビル アラフェナミドを高脂肪食摂取時に投与した場合のAUCinfは、空腹時と比べて約67%上昇した。中脂肪食摂取時のAUCinfは空腹時と比べて約48%上昇したが、Cmaxは影響を受けなかった。
分布
ビクテグラビル
In vitro試験において、ヒト血漿蛋白に対する結合率は99%を超えていた(遊離型の割合は約0.25%)。In vitroヒト血液/血漿中濃度比は0.64であった。
エムトリシタビン
In vitro試験において、ヒト血漿蛋白に対する結合率は4%未満であり、0.02~200μg/mLの範囲で濃度の影響を受けなかった。
テノホビル アラフェナミド
臨床試験で採取した検体におけるex vivoでのヒト血漿蛋白に対する結合率は約80%であった。
テノホビル
In vitro試験において、ヒト血漿蛋白に対する結合率は0.7%未満であり、0.01~25μg/mLの範囲で濃度の影響を受けなかった。
代謝
ビクテグラビル
ヒトでは、代謝が主な消失経路であり、経口投与されたビクテグラビルの90%超が代謝により消失した。In vitro代謝酵素同定試験において、ビクテグラビルは主にCYP3A及びUGT1A1により代謝されることが示された。
エムトリシタビン
ヒトでは、エムトリシタビンの代謝は、3'-スルホキシドジアステレオマーを生成(投与量の約9%)するチオール部分の酸化と、2'-O-グルクロニドを生成(投与量の約4%)するグルクロン酸抱合から成ることが示された。
テノホビル アラフェナミド
ヒトでは、代謝が主な消失経路であり、経口投与されたテノホビル アラフェナミドの80%超が代謝により消失した。In vitro試験において、PBMC(リンパ球及びその他のHIVの標的細胞を含む)及びマクロファージのカテプシンA及び肝細胞のカルボキシルエステラーゼ1によりテノホビルに代謝された。In vivo試験において、細胞内でテノホビル(主要代謝物)に加水分解された後、活性代謝物であるテノホビル二リン酸へとリン酸化された。CYP分子種発現系酵素を用いたin vitro試験において、テノホビル アラフェナミドはCYP3Aでわずかに代謝された。
排泄
ビクテグラビル
主に肝代謝により消失し、腎臓からの未変化体のわずかな排泄(投与量の約1%)は主要な経路ではない。14C標識ビクテグラビルを単回経口投与したとき、投与量の約60%が未変化体、デスフルオロ-ヒドロキシ-ビクテグラビル-システイン抱合体及びその他の微量の酸化代謝物として糞中から回収された。尿中回収率は35%であり、主な代謝物はビクテグラビルのグルクロン酸抱合体及びその他の微量の酸化代謝物、並びにそれらの第2相反応の抱合体であった。
エムトリシタビン
腎クリアランスが推定クレアチニン・クリアランスを上回ったことから、糸球体ろ過と尿細管への能動輸送の両方による排泄が示唆された。14C標識エムトリシタビンを投与したときの尿中(約86%)及び糞中(約14%)からの総回収率は100%であった。投与量の13%が3種の推定代謝物として尿中に回収された。
テノホビル アラフェナミド
テノホビルに代謝された後、排泄される。腎臓からの未変化体のわずかな排泄(投与量の約1%)は主要な経路ではない。テノホビルは腎臓での糸球体ろ過と尿細管への能動輸送の両方により排泄された。健康被験者に14C標識テノホビル アラフェナミドフマル酸塩を単回投与したとき、投与量の47.2%が糞中に、36.2%が尿中に排泄された。その主要代謝物はテノホビルであり、糞中の99%、尿中の86%を占めた。また、投与量の1.4%がテノホビル アラフェナミドとして尿中に排泄された。
肝機能障害患者
ビクテグラビル
中等度の肝機能障害を有する被験者のAUCinf及びCmaxは、肝機能正常被験者と比べてそれぞれ41.3%及び36.5%低下した。しかし、中等度肝機能障害被験者のビクテグラビルの血漿蛋白非結合型分率は、肝機能正常被験者と比べて高いため、遊離型ビクテグラビルのAUCinf及びCmaxは両群で同程度であった(最小二乗幾何平均値の比は77~83%)。重度の肝機能障害を有する被験者における薬物動態は検討していない。
エムトリシタビン
肝機能障害を有する被験者における薬物動態は検討していない。
テノホビル アラフェナミド
肝機能正常被験者と比べて、テノホビル アラフェナミドのAUCinf及びCmaxは、軽度の肝機能障害を有する被験者ではそれぞれ7.5%及び11.0%低下し、中等度の肝機能障害を有する被験者ではそれぞれ12.7%及び18.7%上昇した。テノホビルのAUCinf及びCmaxは、軽度の肝機能障害を有する被験者ではそれぞれ10.8%及び3.0%低下し、中等度の肝機能障害を有する被験者ではそれぞれ2.8%及び12.4%低下した。重度の肝機能障害を有する被験者では、テノホビル アラフェナミドの結合型及び非結合型の総AUCinf及びCmaxはそれぞれ46.0%及び54.9%低下し、テノホビルのAUCinf及びCmaxはそれぞれ36.9%及び10.1%低下した。蛋白結合率(重度の肝機能障害を有する被験者で37.8%、肝機能正常被験者で20.4%)で補正したとき、重度の肝機能障害を有する被験者における遊離型(非結合型)テノホビル アラフェナミドのAUCinf及びCmaxは、肝機能正常被験者と比べてそれぞれ5.6%及び17.8%低下した。
腎機能障害患者
ビクテグラビル
重度の腎機能障害(クレアチニン・クリアランス:15mL/分以上30mL/分未満)を有する被験者の血漿中ビクテグラビルの結合型及び非結合型の総AUCinf及びCmaxは、腎機能正常被験者と比べてそれぞれ27%及び20%低下した。重度の腎機能障害を有する被験者のビクテグラビルの血漿蛋白非結合型分率は、腎機能正常被験者と比べて高いため、遊離型ビクテグラビルのAUCinf及びCmaxは両群間で同程度であった。
エムトリシタビン
重度の腎機能障害(クレアチニン・クリアランス:30mL/分未満)を有する被験者のAUC及びCmaxは、クレアチニン・クリアランスが80mL/分超の被験者と比べて、それぞれ約200%及び約30%上昇した。
テノホビル アラフェナミド
腎機能正常被験者と比べて、重度の腎機能障害(クレアチニン・クリアランス:15mL/分以上30mL/分未満)を有する被験者では、テノホビル アラフェナミドのAUCinf及びCmaxはそれぞれ1.9倍及び1.8倍上昇し、テノホビルのAUCinf及びCmaxは、それぞれ5.7倍及び2.8倍上昇した。
薬物相互作用
非臨床における薬物相互作用試験
ビクテグラビル
ビクテグラビルはCYP3A、UGT1A1、P-gp及びBCRPの基質であり、OCT2及びMATE1に対する阻害作用を示した。
エムトリシタビン
In vitroではOAT3の基質である。
テノホビル アラフェナミド
テノホビル アラフェナミドは、カテプシンA、CYP3A、P-gp及びBCRPの基質である。
臨床における薬物相互作用試験
薬物相互作用試験の結果を、表3から表7に示す。
表3 併用薬投与時のビクテグラビルの薬物動態パラメータ比a
併用薬併用薬の用量ビクテグラビル例数他剤併用時/非併用時のビクテグラビルの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間)
CmaxAUCCmin
アタザナビル(食後)300mg+
コビシスタット
150mg
1日1回
75mg
単回
151.31
(1.23,1.40)
4.06
(3.76,4.37)
NA
アタザナビル(食後)400mg
1日1回
75mg
単回
151.28
(1.23,1.33)
4.15
(3.81,4.51)
NA
ダルナビル(食後)800mg+
コビシスタット
150mg
1日1回
75mg
1日1回
131.52
(1.40,1.64)
1.74
(1.62,1.87)
2.11
(1.95,2.29)
レジパスビル/ソホスブビル(食後)90/400mg
1日1回
75mg
1日1回b
300.98
(0.94,1.03)
1.00
(0.97,1.03)
1.04
(0.99,1.09)
リファブチン(空腹時)300mg
1日1回
75mg
1日1回
130.80
(0.67,0.97)
0.62
(0.53,0.72)
0.44
(0.37,0.52)
リファンピシン(食後)600mg
1日1回
75mg
単回
150.72
(0.67,0.78)
0.25
(0.22,0.27)
NA
ソホスブビル/ベルパタスビル/voxilaprevir(食後)400mg/100mg/100mg+100mg
voxilaprevirc
1日1回
50mg
1日1回b
300.98
(0.94,1.01)
1.07
(1.03,1.10)
1.10
(1.05,1.17)
ボリコナゾール(空腹時)300mg
1日2回
75mg
単回
151.09
(0.96,1.23)
1.61
(1.41,1.84)
NA
高用量制酸剤(本剤と同時投与/空腹時)20mLd
単回(経口)
50mg
単回b
140.20
(0.16,0.24)
0.21
(0.18,0.26)
NA
高用量制酸剤(本剤投与の2時間後/空腹時)20mLd
単回(経口)
50mg
単回b
130.93
(0.88,1.00)
0.87
(0.81,0.93)
NA
高用量制酸剤(本剤投与の2時間前/空腹時)20mLd
単回(経口)
50mg
単回b
130.42
(0.33,0.52)
0.48
(0.38,0.59)
NA
高用量制酸剤(本剤と同時投与/食後e20mLd
単回(経口)
50mg
単回b
140.51
(0.43,0.62)
0.53
(0.44,0.64)
NA
炭酸カルシウム(本剤と同時投与/空腹時)1200mg
単回
50mg
単回b
140.58
(0.51,0.67)
0.67
(0.57,0.78)
NA
炭酸カルシウム(本剤と同時投与/食後e1200mg
単回
50mg
単回b
140.90
(0.78,1.03)
1.03
(0.89,1.20)
NA
フマル酸第一鉄(本剤と同時投与/空腹時)324mg
単回
50mg
単回b
140.29
(0.26,0.33)
0.37
(0.33,0.42)
NA
フマル酸第一鉄(本剤と同時投与/食後e324mg
単回
50mg
単回b
140.75
(0.65,0.87)
0.84
(0.74,0.95)
NA
NA=該当なしa. いずれの相互作用試験も健康被験者を対象として実施した。b. ビクテグラビルナトリウム/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。c. HCV感染症患者で予測されるvoxilaprevirの曝露量を達成するため、voxilaprevir100mgを追加増量して試験を実施した。d. 高用量制酸剤は、1mL中に水酸化アルミニウム80mg、水酸化マグネシウム80mg及びシメチコン8mgを含有する。e. 比較対照の投与は空腹時に行った。
表4 併用薬投与時のエムトリシタビンの薬物動態パラメータ比a
併用薬併用薬の用量エムトリシタビン例数他剤併用時/非併用時のエムトリシタビンの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間)
CmaxAUCCmin
レジパスビル/ソホスブビル(食後)90mg/400mg
1日1回
200mg
1日1回b
300.99
(0.94,1.05)
0.99
(0.95,1.02)
1.03
(0.99,1.07)
ソホスブビル/ベルパタスビル/voxilaprevir(食後)400mg/100mg/100mg+100mg
voxilaprevirc
1日1回
200mg
1日1回b
300.89
(0.83,0.94)
0.95
(0.93,0.97)
1.10
(1.05,1.16)
a. いずれの相互作用試験も健康被験者を対象として実施した。b. ビクテグラビルナトリウム/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。c. HCV感染症患者で予測されるvoxilaprevirの曝露量を達成するため、voxilaprevir100mgを追加増量して試験を実施した。
表5 併用薬投与時のテノホビル アラフェナミドの薬物動態パラメータ比a
併用薬併用薬の用量テノホビル アラフェナミド例数他剤併用時/非併用時のテノホビル アラフェナミドの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間)
CmaxAUCCmin
カルバマゼピン3000mg
1日2回
25mg
単回b
220.43
(0.36,0.51)
0.46
(0.40,0.54)
NA
レジパスビル/ソホスブビル(食後)90mg/400mg
1日1回
25mg
1日1回c
301.17
(1.00,1.38)
1.27
(1.19,1.34)
NA
ソホスブビル/ベルパタスビル/voxilaprevir(食後)400mg/100mg/100mg+100mg
voxilaprevird
1日1回
25mg
1日1回c
301.28
(1.09,1.51)
1.57
(1.44,1.71)
NA
NA=該当なしa. いずれの相互作用試験も健康被験者を対象として実施した。b. エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。c. ビクテグラビルナトリウム/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。d. HCV感染症患者で予測されるvoxilaprevirの曝露量を達成するため、voxilaprevir100mgを追加増量して試験を実施した。
表6 併用薬投与時のテノホビルの薬物動態パラメータ比a
併用薬併用薬の用量テノホビル アラフェナミド例数他剤併用時/非併用時のテノホビルの薬物動態パラメータ比(90%信頼区間)
CmaxAUCCmin
カルバマゼピン3000mg
1日2回
25mg
単回b
220.70
(0.65,0.74)
0.77
(0.74,0.81)
NA
レジパスビル/ソホスブビル(食後)90mg/400mg
1日1回
25mg
1日1回c
301.43
(1.37,1.50)
1.67
(1.60,1.74)
1.81
(1.73,1.90)
ソホスブビル/ベルパタスビル/voxilaprevir(食後)400mg/100mg/100mg+100mg
voxilaprevird
1日1回
25mg
1日1回c
301.51
(1.45,1.58)
1.67
(1.62,1.73)
1.74
(1.68,1.80)
NA=該当なしa. いずれの相互作用試験も健康被験者を対象として実施した。b. エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。c. ビクテグラビルナトリウム/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。d. HCV感染症患者で予測されるvoxilaprevirの曝露量を達成するため、voxilaprevir100mgを追加増量して試験を実施した。
表7 本剤の成分を投与時の併用薬の薬物動態パラメータ比a
併用薬併用薬の用量ビクテグラビルテノホビル アラフェナミド例数併用薬の薬物動態パラメータ比(90%信頼区間CI)
CmaxAUCCmin
レジパスビル90mg/400mg
1日1回
75mg
1日1回c
25mg
1日1回c
300.85
(0.81,0.90)
0.87
(0.83,0.92)
0.90
(0.84,0.96)
ソホスブビル1.11
(1.00,1.24)
1.07
(1.01,1.13)
NA
GS-331007b,1.10
(1.07,1.13)
1.11
(1.08,1.14)
1.02
(0.99,1.06)
メトホルミン500mg
1日2回
50mg
1日1回c
25mg
1日1回c
301.28
(1.21,1.36)
1.39
(1.31,1.48)
1.36
(1.21,1.53)
ミダゾラム2mg単回50mg
1日1回c
25mg
1日1回c
141.03
(0.87,1.23)
1.15
(1.00,1.31)
NA
Norelgestrominnorgestimate
0.180mg/0.215mg/0.250mg
1日1回
エチニルエストラジオール
0.025mg
1日1回
75mg
1日1回
151.23
(1.14,1.32)
1.08
(1.05,1.10)
1.10
(1.05,1.15)
ノルゲストレル1.15
(1.10,1.21)
1.13
(1.07,1.19)
1.14
(1.06,1.22)
エチニルエストラジオール1.15
(1.03,1.27)
1.04
(0.99,1.10)
1.05
(0.95,1.14)
Norelgestrominnorgestimate
0.180mg/0.215mg/0.250mg
1日1回
エチニルエストラジオール
0.025mg
1日1回
25mg
1日1回d
141.17
(1.07,1.26)
1.12
(1.07,1.17)
1.16
(1.08,1.24)
ノルゲストレル1.10
(1.02,1.18)
1.09
(1.01,1.18)
1.11
(1.03,1.20)
エチニルエストラジオール1.22
(1.15,1.29)
1.11
(1.07,1.16)
1.02
(0.92,1.12)
セルトラリン50mg単回10mg
1日1回e
191.14
(0.94,1.38)
0.93
(0.77,1.13)
NA
ソホスブビル400mg/100mg/100mg+100mgf
1日1回
50mg
1日1回c
25mg
1日1回c
301.14
(1.04,1.25)
1.09
(1.02,1.15)
NA
GS-331007b,1.03
(0.99,1.06)
1.03
(1.00,1.06)
1.01
(0.98,1.05)
ベルパタスビル0.96
(0.91,1.01)
0.96
(0.90,1.02)
0.94
(0.88,1.01)
Voxilaprevir0.90
(0.76,1.06)
0.91
(0.80,1.03)
0.97
(0.88,1.06)
NA=該当なしa. いずれの相互作用試験も健康被験者を対象として実施した。b. 循環血液中のソホスブビルの主要ヌクレオシド代謝物c. ビクテグラビルナトリウム/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。d. エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。e. エルビテグラビル/コビシスタット/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤を用いて試験を実施した。f. HCV感染症患者で予測されるvoxilaprevirの曝露量を達成するため、voxilaprevir100mgを追加増量して試験を実施した。
心電図に対する影響
ビクテグラビル
健康被験者48例を対象として心電図に対する影響を評価し、推奨治療用量の1.5倍及び6倍の用量でビクテグラビルを投与したところ、QT/QTc間隔に影響を与えず、PR間隔を延長させなかった。
エムトリシタビン
エムトリシタビンがQT/QTc間隔に与える影響は不明である。
テノホビル アラフェナミド
健康被験者48例を対象として心電図に対する影響を評価し、推奨治療用量及びその5倍の用量でテノホビル アラフェナミドを投与したところ、QT/QTc間隔に影響を与えず、PR間隔を延長させなかった。
エルゼビアは医療の最前線にいらっしゃる
すべての医療従事者の皆様に敬意を表します。
人々の健康を守っていただき、ありがとうございます。