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クレマスチン錠1mg「タカタ」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎、そう痒症)、アレルギー性鼻炎

用法・用量

  • 通常、成人は1日量2錠(クレマスチンとして2mg)を朝晩2回に分けて経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
  • 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿障害が悪化するおそれがある。]
  • 狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞のある患者[抗コリン作用により消化管運動が抑制され、症状が悪化するおそれがある。]

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。]

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳中の婦人には投与することを避け、やむを得ず投与する場合には、授乳を中止させること。[母乳中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

乳児、幼児に投与する場合には、観察を十分に行い慎重に投与すること。[痙攣、興奮等の中枢神経症状があらわれることがある。]

薬物動態

溶出挙動
本剤は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたクレマスチンフマル酸塩錠の溶出規格に適合していることが確認されている。
(参考)
イヌに本剤を経口投与した試験の結果、2時間後に最高血中濃度を示した。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
中枢神経抑制剤
鎮静剤、
催眠剤等
アルコール
中枢神経抑制作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。いずれも中枢神経抑制作用を有するため。
抗コリン剤
アトロピン等
MAO阻害剤
抗コリン作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。作用を増強させるため。

重大な副作用 

(頻度不明)
痙攣、興奮
痙攣、興奮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。(乳児、幼児では特に注意すること。)
肝機能障害、黄疸
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

頻度不明
過敏症注)発疹
精神神経系眠気、浮動性めまい、頭重、倦怠感
消化器悪心・嘔吐、口渇、食欲不振、下痢
肝臓AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇

注)症状があらわれた場合には、投与を中止すること。(太字)

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