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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 経口摂取が不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持、エネルギーの補給

用法・用量

  • 通常、成人には、1回500~1,000mLを、小児には、1回200~500mLを点滴静注する。投与速度は、成人・小児ともにブドウ糖として1時間あたり0.5g/kg体重以下とする。
    なお、年齢、症状、体重などに応じて適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症の患者[本剤はカリウムを含有するので血清カリウム値を上昇させることがある。]
  • 高リン血症、低カルシウム血症、副甲状腺機能低下症の患者[本剤はリンを含有するので血清リン値を上昇させることがある。]
  • 高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[本剤はマグネシウムを含有するので血清マグネシウム値を上昇させることがある。]

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[酸塩基平衡の異常、電解質異常が起こることがある。]
心不全のある患者[体液量の過剰により心負荷を起こすことがある。]
閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[体液量が過剰となることがある。]
糖尿病の患者[血糖値の上昇、水・電解質異常を起こす、又は増悪するおそれがある。]

適用上の注意

調製時
カルシウムイオンと沈殿を生じるので、カルシウムを含む製剤と配合しないこと。
pH依存性の配合変化を起こす薬剤(例えばチアミラールナトリウム)との配合により、白濁又は結晶析出を生じることがあるので、配合しないこと。
投与時
本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間当り20mL以上あることが望ましい。

用法用量に関連する使用上の注意

小児における一般的な維持輸液量の計算方法は下表のとおりである。
体重一日量
10kgまで100mL/kg
11~20kg1,000mL+50mL/kg×(体重-10kg)
20kg以上1,500mL+20mL/kg×(体重-20kg)
ただし、個々の患児に対する輸液量は年齢、症状、水分喪失量や病態なども考慮したうえで決定する。
本剤は1,000mL当たりエネルギー量として200kcal含んでいるが、本剤のみでは1日に必要とされるエネルギー量を十分に満たすことはできないので、手術等による経口摂取不能な患者に対する本剤のみでの使用は短期間とすること。
投与速度がブドウ糖として1時間あたり0.5g/kgを超えた場合、ブドウ糖は生体内で利用されず一部は尿中に排泄される場合のあることが知られている。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量する等注意すること。
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