今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 井上靖浩1) 遠山病院 外科

著者: 廣純一郎2) 藤田医科大学 医学部 総合消化器外科学

監修: 杉原健一 東京医科歯科大学大学院

著者校正済:2023/08/16
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本大腸肛門病学会:肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)・直腸脱診療ガイドライン2020年版. 南江堂, 2020年
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 直腸固定術の多くは腹腔鏡下で行われるようになり、腹腔鏡下rectopexyの有用性を示すエビデンスを追加した。
  1. 腹腔鏡下のrectopexyは会陰アプローチと比較して同等の合併症率で、再発率は低い傾向にある(Tsunoda A. J Anus Rectum Colon. 2020 Jul 30;4(3):89-99.)。
  1. 腹腔鏡下のrectopexyは開腹手術と比較して、術後合併症が少なく、在院期間も短縮する(Tou S, et al. Cochrane Database Syst Rev. 2015 Nov 24;2015(11):CD001758.)。
  1. Rectopexyは開腹より腹腔鏡下、かつ腸管切除を伴わない固定術が望ましい(Murphy PB, et al. Minerva Chir. 2017 Feb;72(1):71-80.)。
  1. 腹腔鏡下のrectopexyの固定方法は様々であり、その優劣ははっきりしていないが、術後排便障害が少ないとされるventral rectopexyの有用性を示す報告が増えている。
  1. ventral rectopexy は、2004 年ベルギーの DʼHooreらにより報告された(D'Hoore A, et al. Br J Surg. 2004 Nov;91(11):1500-5.)。直腸の背側ではなく、腹側にメッシュを固定する新しい術式であり、後方固定術と同等の低い再発率でありながら、直腸周囲の自律神経温存によって術後便秘症の発生が少ないと報告されている(D'Hoore A, et al. Surg Endosc. 2006 Dec;20(12):1919-23.)。
  1. また、術後合併症が少なく、術後入院期間も短く、術後の排便機能の改善も報告されている(Consten EC, et al. Ann Surg. 2015 Nov;262(5):742-7; discussion 747-8.、Faucheron JL, et al. World J Gastroenterol. 2015 Apr 28;21(16):5049-55.)。

概要・推奨   

概要:
  1. 直腸脱は高齢女性に多く、便失禁との関連が50~70%にみられる。小児の直腸脱は成人とは異なる病因が考えられている。
  1. 直腸の全層が脱出する病態を完全直腸脱と呼び、内痔核などを基点とし粘膜のみ脱出する不完全直腸脱とは病態が異なる。
  1. 完全直腸脱の病因論として、①直腸の重積説と、②ダグラス窩の滑脱ヘルニア説とがあり、ときには両者が併存する。
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
井上靖浩 : 特に申告事項無し[2023年]
廣純一郎 : 講演料(ジョンソン・エンド・ジョンソン)[2023年]
監修:杉原健一 : 特に申告事項無し[2023年]

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