今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 渡辺員支 愛知医科大学 産婦人科学講座

監修: 金山尚裕 静岡医療科学専門大学校

著者校正済:2023/12/06
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
  1. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編:産婦人科診療ガイドライン-産科編2023
  1. 日本妊娠高血圧学会:妊娠高血圧症候群の診療指針2021 Best Practice Guide
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 産婦人科診療ガイドライン-産科編2023の発行に伴いレビューを行った。
  1. 低用量アスピリン療法における処方前に患者に十分説明し同意を得る必要がある内容として、「ただし、低用量アスピリンの胎児毒性についての明らかなエビデンスはなく、再発予防効果を認めることから、」から「したがって、低用量アスピリン使用に際しては、適応外使用であること等を」に変更した(日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編. 産婦人科診療ガイドライン-産科編2023, p.181-184, 2023)。
  1. 降圧療法に関するわが国のガイドラインの記載について、「高血圧軽症域(140〜159mmHg/90〜109mmHg)を目標値としている」から「発症の時期や降圧開始時の血圧値に応じて個別に対応する必要があるとしている」に変更した(日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編. 産婦人科診療ガイドライン-産科編2023, p.264-266, 2023)。

概要・推奨   

  1. 子癇発症例では、硫酸マグネシウムによる再発防止と画像による頭蓋内病変の評価が必要である(推奨度2)
  1. 分娩開始から分娩後24時間の間、妊娠高血圧症候群患者の子癇発症予防には硫酸マグネシウム投与が有効である(推奨度1)
  1. 経腟分娩時の高血圧に対しては、重症高血圧(≧160mmHg/110mmHg)が反復して認められた際には降圧療法を開始し、高血圧軽症域(140~159mmHg/90~109mmHg)まで降圧する。その際には急激で過度な降圧は避ける[1][2](推奨度2)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
渡辺員支 : 特に申告事項無し[2023年]
監修:金山尚裕 : 特に申告事項無し[2023年]

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