今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 今井靖 自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門・内科学講座循環器内科学部門

監修: 今井靖 自治医科大学 薬理学講座臨床薬理学部門・内科学講座循環器内科学部門

著者校正/監修レビュー済:2021/10/27
参考ガイドライン:
  1. 日本循環器学会 心臓サルコイドーシスの診療ガイドライン 2016
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期的なレビューを行った。 

概要・推奨   

  1. 心臓サルコイドーシスの診断において18Ffluorodeoxyglucose(FDG)によるpositron emission tomography(PET)が有用であり、検査可能であれば積極的に活用すること。
  1. 不整脈の合併が多く、完全房室ブロック、特に心機能低下例での心室頻拍には注意を要する。ペースメーカーや植込み型除細動器など適切に治療導入を行う。
  1. 心機能低下例にはACE阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)、β遮断薬、ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRB)など標準的治療薬を投与する。並行してサルコイドーシスの病勢を抑制するためにステロイド、メトトレキサート(MTX)、そのほか免疫抑制剤の投与などを考慮する。

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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
今井靖 : 講演料(第一三共株式会社,トーアエイヨー株式会社),原稿料(株式会社南江堂)[2023年]
監修:今井靖 : 講演料(第一三共株式会社,トーアエイヨー株式会社),原稿料(株式会社南江堂)[2023年]

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