今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 内藤陽一1) 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 総合内科/先端医療科/腫瘍内科

著者: 長谷川依子2) 新松戸中央総合病院 腫瘍内科

監修: 佐治重衡 福島県立医科大学

著者校正/監修レビュー済:2024/03/21
参考ガイドライン:
  1. Fever and Fever of Unknown Origin: Review, Recent Advances, and Lingering Dogma, William F Wright, Paul G Auwaerter, Open Forum Infectious Diseases, Volume 7, Issue 5, May 2020, ofaa132, https://doi.org/10.1093/ofid/ofaa132
  1. Fever of unknown origin: a clinical approach, Burke A Cunha, Olivier Lortholary, Cheston B Cunha, Am J Med. 2015 Oct;128(10):1138.e1-1138.e15. doi: 10.1016/j.amjmed.2015.06.001. Epub 2015 Jun 18.
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、以下について加筆した。
  1. 不明熱患者の約5%で悪性腫瘍が診断されたという研究がある(Søgaard KK, Farkas DK, Leisner MZ, et al. 2022 Sep 29;75(6):968-974.)。
  1. ナプロキセンテストに関して、2019年に報告された文献レビューでは腫瘍熱に対してナプロキセンは94%で効果があり、腫瘍熱疑いでは79%、不明熱では68%だった。固形がんと血液がんで効果に有意差はなかった(Zhang H, Wu Y, Lin Z, et al. 2019 May;98(22):e15840.)。

概要・推奨   

  1. 腫瘍熱の病態生理は完全にはわかっていないが、サイトカインが関与していることが知られている。
  1. 腫瘍熱は不明熱および担癌患者の発熱において、重要な鑑別項目である。
  1. 担癌患者の発熱において、腫瘍熱は最も一般的な原因である(41%)。特に、白血病、リンパ腫、肉腫、心房粘液腫、腎細胞癌、肝転移で頻度が高い。
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
内藤陽一 : 講演料(ファイザー,中外製薬,日本イーライリリー),研究費・助成金など(アストラゼネカ,アッヴィ,ギリアド・サイエンシズ,ファイザー,大鵬薬品工業,第一三共,中外製薬,日本ベーリンガーインゲルハイム,武田薬品工業)[2023年]
長谷川依子 : 特に申告事項無し[2023年]
監修:佐治重衡 : 講演料(中外製薬,MSD,イーライリリー,第一三共,ファイザー),研究費・助成金など(MSD,第一三共,中外製薬),奨学(奨励)寄付など(中外製薬)[2023年]

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