今日の臨床サポート

カテーテル関連血流感染(CRBSI)

著者: 久保健児 日本赤十字社和歌山医療センター 感染症内科部

監修: 山本舜悟 京都市立病院 感染症科/京都大学 医療疫学(非常勤講師) 

著者校正/監修レビュー済:2018/07/04
患者向け説明資料

概要・推奨   

疾患のポイント:
  1. カテーテル関連血流感染(catheter-related blood stream infection、CRBSI)とは、血管内カテーテルに関連して発生した血流感染を指す。
  1. 代表的な原因微生物は、coagulase negative Staphylococcus(CNS)、S. aureus(MRSA を含む)、Candida、Enterococcus、 グラム陰性桿菌(E.coliEnterobacterP. aeruginosaKlebsiella など )である。
 
診断:
  1. 2009年発表の米国感染症学会ガイドラインで推奨されている診断基準は、
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
久保健児 : 特に申告事項無し[2021年]
監修:山本舜悟 : 特に申告事項無し[2021年]

改訂のポイント:
  1. JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会:JAID/JSC感染症治療ガイドライン2017 ―敗血症およびカテーテル関連血流感染症―
に基づき確認を行った(変更点なし)。

病態・疫学・診察

疾患情報  
  1. カテーテル関連血流感染(catheter-related blood stream infection、CRBSI)とは、血管内カテーテルに関連して発生した血流感染を指す。
  1. 代表的な原因微生物は、coagulase negative Staphylococcus(CNS)、S. aureus(MRSA を含む)、Candida、Enterococcus、 グラム陰性桿菌(E.coliEnterobacterP. aeruginosaKlebsiella など )である。
  1. 診断には、①カテーテルの抜去の有無にかかわらず、末梢静脈とカテーテルから1セット(以上)ずつ血液培養を採取し、②カテーテルを抜去した場合は先端培養を提出する――よう推奨される。 エビデンス 
  1. 皮膚の常在菌で汚染菌になりやすいコアグラーゼ陰性ブドウ球菌やコリネバクテリウム属(Corynebacterium)、バチルス属(Bacillus)、ミクロコッカス属(Micrococcus)によるCRBSIの診断では、血液培養2セット以上の採取と他疾患の除外診断により、感染か汚染か注意深く鑑別する。 エビデンス  エビデンス 
問診・診察のポイント  
  1. 他の熱源を除外診断する(鑑別疾患表参照)。 鑑別疾患 

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