今日の臨床サポート

高プロラクチン血症

著者: 佐藤雄一 産科婦人科舘出張 佐藤病院

監修: 小西郁生 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター

著者校正/監修レビュー済:2021/07/21
参考ガイドライン:
  1. 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2020

概要・推奨   

高プロラクチン血症の診断:
  1. 月経異常や乳汁漏出がある場合にはプロラクチン(PRL)測定を行う(推奨度1)。
  1. プロラクチン値が高い場合、甲状腺機能検査も行う(推奨度2)。
  1. 薬剤服用(精神科、内科)、甲状腺疾患症状の有無、頭痛、視野狭窄の有無を問診する(推奨度2)。
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲
閲覧にはご契
閲覧にはご契約が必要となり
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧には
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
佐藤雄一 : 特に申告事項無し[2021年]
監修:小西郁生 : 未申告[2021年]

改訂のポイント:
  1. 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編2020に基づき確認を行なった。

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 一般婦人における高プロラクチン血症の頻度は0.4%、卵巣機能異常の婦人では9~17%にみられる。
  1. 患者は多くの場合、月経異常、乳汁漏出を主訴に来院する。高プロラクチン血症の頻度は無月経患者の21.7%といわれる。高プロラクチン血症の原因について表に示した[1]
 
高プロラクチン血症の原因

<図表> 高プロラクチン血症を起こす薬剤

出典

img1:  Guidelines for the diagnosis and treatment of hyperprolactinemia.
 
 J Reprod Med. 1999 Dec;44(12 Suppl):1075・・・
 
  1. 乳汁分泌女性の約50%ではプロラクチンは正常範囲内である。乳汁分泌があっても卵巣機能が正常の場合も多い。
  1. 乳汁分泌を伴わない無月経患者の15%に高プロラクチン血症が認められる。
  1. 乳汁分泌と無月経を持つ患者の2/3に高プロラクチン血症が認められ、その1/3にプロラクチノーマがあるといわれる。
  1. 高プロラクチン血症の原因は多岐にわたる。実際に臨床現場で経験するものを大別すると、生理的因子(妊娠、授乳など)、下垂体疾患(プロラクチノーマなど)、薬物服用(ドパミンアゴニストなど)、その他(甲状腺機能低下症など)に分けられる。
  1. プロラクチンは睡眠、運動、食事・飲水、精神的ストレス、妊娠、授乳、乳房刺激などの生理的要因によっても上昇する。
  1. 頻度の高い疾患としてはプロラクチノーマ34.3%、Argonz-del-Castillo症候群17.8%、Chiari-Frommel症候群12.8%、原発性甲状腺機能低下症5.2%、Acromegalyに伴うもの4.4%、間脳腫瘍2.6%などである。
  1. 薬剤によるものが8.6%にみられる。薬剤性のものとしては、スルピリド(精神科、消化器内科で処方)が最も多い。
  1. 比較的まれな疾患としてはサルコイドーシス、ヘルペスや胸部手術などの胸壁疾患、そのほか慢性腎不全や、肝硬変、てんかんなどがある。
  1. 高プロラクチン血症を来す疾患の一部である、下垂体性PRL分泌亢進症は指定難病であり、重症度基準で中等症以上の場合などでは、申請し認定されると保険料の自己負担分の一部が公費負担として助成される。
  1. 下垂体性PRL分泌亢進症 平成27年1月施行
  1. 難病法に基づく医療費助成制度
問診・診察のポイント  
  1. 乳汁分泌、月経異常、排卵障害などがある場合には病歴を詳細に検討し、生理的原因、精神科疾患、消化器疾患の既往と薬剤服用を問診する。

今なら12か月分の料金で14ヶ月利用できます(個人契約、期間限定キャンペーン)

11月30日(火)までにお申込みいただくと、
通常12ヵ月の使用期間が2ヶ月延長となり、14ヵ月ご利用いただけるようになります。

詳しくはクリック
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。

文献 

著者: B M Biller, A Luciano, P G Crosignani, M Molitch, D Olive, R Rebar, J Sanfilippo, J Webster, H Zacur
雑誌名: J Reprod Med. 1999 Dec;44(12 Suppl):1075-84.
Abstract/Text Hyperprolactinemia is the most common endocrine disorder of the hypothalamic-pituitary axis. While it can occur in men, it occurs more commonly in women. The prevalence of hyperprolactinemia ranges from 0.4% in an unselected normal adult population to as high as 9-17% in women with reproductive disorders. There are many possible causes of hyperprolactinemia, falling into three general categories: physiologic, pharmacologic and pathologic. When specific treatable underlying causes have been eliminated and in cases of severe hyperprolactinemia, the most likely cause is a prolactin (PRL)-secreting pituitary adenoma. Microadenomas should be treated medically, with a dopamine agonist, if there is an indication for therapy (such as amenorrhea, infertility or bothersome galactorrhea). If there is no indication for therapy, microadenomas may be followed conservatively, as growth is uncommon. Macroadenomas may grow larger; medical therapy is recommended initially, with neurosurgical evaluation reserved for specific clinical situations, such as failure of medical therapy and evidence of mass effect despite medical therapy. In the United States, the dopamine agonists indicated for treatment of hyperprolactinemia are bromocriptine and cabergoline. Bromocriptine is usually given once or twice daily, while cabergoline has a long duration of action and is given once or twice weekly. Results of comparative studies indicate that cabergoline is clearly superior to bromocriptine in efficacy (PRL suppression, restoration of gonadal function) and tolerability.

PMID 10649814  J Reprod Med. 1999 Dec;44(12 Suppl):1075-84.
著者: M Vekemans, P Delvoye, M L'Hermite, C Robyn
雑誌名: J Clin Endocrinol Metab. 1977 May;44(5):989-93. doi: 10.1210/jcem-44-5-989.
Abstract/Text Serum prolactin has been measured in blood samples collected daily during 51 menstrual cycles using an homologous human radioimmunoassay for 17 cycles and an homologous ovine radioimmunoassay for 34 cycles. There was a progressive and significant increase in serum prolactin during the late follicular phase, with a maximal value concomitant to the LH peak. Serum prolactin levels were also significantly higher during the luteal phase than during early follicular phase. In some 70% of the individual cycles, the highest serum prolactin level was found at mid-cycle. Similar patterns were obtained with both radioimmunoassays. However, when using the same laboratory serum standard, the average serum prolactin level calculated for the entire cycle was 1.6 times higher with the homologous ovine assay than with the homologous human assay. The overall pattern of serum prolactin during the menstrual cycle resembles that reported for circulating 17beta-estradiol.

PMID 558225  J Clin Endocrinol Metab. 1977 May;44(5):989-93. doi: 10・・・

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから