今日の臨床サポート

Monteggia脱臼骨折

著者: 西浦康正 筑波大学附属病院土浦市地域臨床教育センター

監修: 落合直之 キッコーマン総合病院外科系センター

著者校正/監修レビュー済:2021/03/03
患者向け説明資料
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
西浦康正 : 企業などが提供する寄付講座(土浦市,土浦市,地域臨床教育センター)[2021年]
監修:落合直之 : 特に申告事項無し[2021年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、概要、出典と参考文献の加筆を行った。

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 1814年Monteggiaが橈骨頭脱臼を伴う尺骨近位1/3の骨折を最初に報告した。
  1. 現在では拡大解釈され、尺骨骨折の部位にかかわらず、橈骨頭脱臼を伴う尺骨骨折がMonteggia脱臼骨折と総称されている。
  1. 骨折型の分類として、Badoの分類がよく用いられている。<図表>
  1. 小児ではⅠ型が最も多く(約60~70%)、次にⅢ型(約15~25%)で、Ⅱ型(約5%)とⅣ型(約1%)はまれである。
  1. 成人では、高エネルギー外傷によって発生し、尺骨近位部が粉砕している場合がある。
問診・診察のポイント  
  1. 一般に、尺骨の単独骨折と診断され、橈骨頭脱臼が見逃されやすい。尺骨骨幹部・肘頭骨折があるときは、本外傷を常に念頭に置く必要がある。

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文献 

著者: Shady A Rehim, Mallory A Maynard, Sandeep J Sebastin, Kevin C Chung
雑誌名: J Hand Surg Am. 2014 Jul;39(7):1384-94. doi: 10.1016/j.jhsa.2014.02.024. Epub 2014 May 3.
Abstract/Text The eponym Monteggia fracture dislocation originally referred to a fracture of the shaft of the ulna accompanied by anterior dislocation of the radial head that was described by Giovanni Battista Monteggia of Italy in 1814. Subsequently, a further classification system based on the direction of the radial head dislocation and associated fractures of the radius and ulna was proposed by Jose Luis Bado of Uruguay in 1958. This article investigates the evolution of treatment, classification, and outcomes of the Monteggia injury and sheds light on the lives and contributions of Monteggia and Bado.

Copyright © 2014 American Society for Surgery of the Hand. Published by Elsevier Inc. All rights reserved.
PMID 24792923  J Hand Surg Am. 2014 Jul;39(7):1384-94. doi: 10.1016/j.・・・

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