今日の臨床サポート

刺激性のある無力化剤への曝露

著者: 竹島茂人 沖縄県立八重山病院 救急科

監修: 林寛之 福井大学医学部附属病院

著者校正済:2021/11/17
現在監修レビュー中
患者向け説明資料

概要・推奨   

患者対応時の注意点
  1. 現場での対応
  1. 現場に居合わせた際は、いち早く現場から離れる。屋外であれば風上で高い場所に逃れるように配慮する(剤は、空気よりも重いため)。
  1. 病院前で刺激性のある無力化剤に汚染された可能性のある患者へ対応する場合は、患者接触前に標準的予防策を講じて医療従事者が汚染しないように注意する。
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  1. 事前情報から刺激性のある無力化剤が使用された恐れがあるときは、標準的予防策を講じる。特に、ゴーグルとマスク、手袋は必須とし医療従事者がコンタミネーションしない様に注意する[1]
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
竹島茂人 : 特に申告事項無し[2021年]
監修:林寛之 : 講演料(メディカ出版),原稿料(羊土社)[2021年]

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行い、新しい知見を追記したが、ベースとなる情報には大きな変化はない。

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態)  
  1. 「刺激性のある無力化剤」は、催涙剤、催涙ガス、嘔吐剤、刺激剤などと呼ばれ、元来 暴徒鎮圧もしくは軍事利用目的で開発されたものであり、基本的に効果は一時的であり致死的になることはない[2]
  1. 剤の曝露から数秒以内に、粘膜や皮膚が強く刺激されて流涙、流涎や鼻汁流出するほか、咳嗽、呼吸苦そして皮膚の灼熱感や嘔気などが出現し、行動不能状態に人を陥らせる。
 
  1. OC(トウガラシスプレー)使用により、重篤な呼吸器症状を呈する場合があり注意が必要である(推奨度 2)。(参考文献:[3][4]
  1. OCスプレーにより剤に曝露された患者が気道狭窄により呼吸不全に陥り、最終的には喉頭浮腫による窒息が原因で死亡した。
  1. OC曝露により小児が肺水腫となったが、ECMOにより救命された。
 
  1. 化学刺激剤CSに曝露して数時間~数日後に呼吸器症状が出現することがあり、注意を要する(推奨度 2)。(参考文献:[5][6]
  1. 米軍で防護マスクの装着訓練時にCSを使用。36~84時間後に激しいトレーニングを施行した際に呼吸器症状が出現。5名に血痰が出現し、4名は低酸素血症で集中治療が必要となった。
  1. CS曝露して数時間後に全身麻酔下に手術を施行し、術後に気管チューブを抜去すると同時に激しい喉頭けいれんが出現した。
 
  1. トウガラシスプレー(OC)による曝露では、入院治療が必要となることは通常はない(推奨度 1)。(参考文献:[7]
  1. 警官が暴徒集団にOCスプレーを使用。曝露した暴徒のうち約10%(81名)が医療機関を訪れた。角膜損傷患者7名、呼吸器症状を呈する患者6名を認めたが、入院治療を要した患者はいなかった。
 
  1. スプレーなどの発射力による外傷にも留意が必要である(推奨度 2)。(参考文献:[8][9]
  1. 警官が催涙ガス缶を落として拾おうとした際に暴発して外傷性白内障を受傷した。
  1. 催涙ガス発射装置の発射口の至近距離に頭部があり、発射力により頭部に致死的損傷を負った。
 
  1. これらは、有効量と致死量の間に広い安全域がある。剤の曝露により、眼、呼吸器、皮膚、消化器などに数秒以内に症状が出現し、曝露中止により数分~数時間以内に症状が消失する[2][10][11][12]
  1. 刺激性のある無力化剤は、通常、国や地域の治安維持を任務とする公的機関(自衛隊、警察など)が暴徒などに対して使用する。が、過激なデモや暴徒が発生することが少ないわが国では、犯罪者の立て籠もりに対して使用するケースが多い。刺激性のある無力化剤による症状か否かは、このような状況があったかどうかで概ね見当はつく。しかし、近年は電車内や室内といった閉鎖空間で、護身用に販売されている刺激性のある無力化剤を用いた強盗事件、傷害事件が散見されており、注意が必要である[13][14][15]
  1. 種類によっては、護身目的で販売されているものもある。
  1. 閉鎖空間で大量に使用されるなど、特殊環境下では眼に障害を残したり死亡した症例も報告されている[16][3]
  1. サリンなどの神経剤除染で使用される次亜塩素酸ソーダは、「刺激性のある無力化剤」の除染には使用禁忌である[2][12]
  1. 「刺激性のある無力化剤」の特徴は、以下の通りである。
 
  1. 「刺激性のある無力化剤」の特徴
  1. 「刺激性のある無力化剤」の特徴は、以下の通りである。
  1. 曝露後、ただちに眼、鼻、口腔、呼吸器、そして皮膚に刺激性の症状が出現する。
  1. 曝露環境から離脱し、刺激剤が衣類などから取り払われたら、通常は数分~30分で症状は消失する。
  1. 効果出現量と致死量の幅が大きく、使用安全域が広い。
  1. 主な「刺激性のある無力化剤」は、CN、CS、DM、CR、CA、OCの6種類である。なかでも催涙ガスとしてCNとCSが有名であり、最もよく使用されていた。DMは、他の刺激剤と異なり催吐剤と呼ばれている。CRとCAは、CN、CSと同様の刺激剤である。CAが最も強い作用を持ち、鉄やスチールも腐食してしまうが、熱に弱く保管が難しいため、ほとんど使用されない。CRは、1962年に開発された最も新しい刺激剤である。CN、CSの後継とされており、最も安全域が広く安定しているが、使用情報があまりない。OCは、トウガラシスプレーとして近年最もよく使用されており、日本国内でも護身用として市販されている。電車内や飲食店内での異臭騒ぎの原因は、護身用のスプレーによるものと思われる。
  1. 以上から、CN、CSとDMそしてOCについて具体的に説明する(<図表>)。CNは、1871年にGraebeにより精製され第一次世界大戦で使用され、1950年代後半までは、標準的な催涙ガスとして軍隊や治安維持機関により使用されていた。CSは、1928年にCorsonとStoughtonにより精製され、1959年に米国をはじめとする多くの国々でCNの後継催涙ガスとして採用された。これは、CSのほうがCNよりも強い効力を持つが毒性が低く、また胎児毒性や催奇形性がないという特徴による。
 
  1. CS(0-chlorobenzylidene malononitrile)
  1. CN(1-chloroacetophenone)
  1. CSもCNも臭いを除きほぼ同じ性状を持ち、曝露による症状も同じである。(<図表><図表>) しかし、CSのほうがより安全域は広い。
  1. 剤の曝露から数秒以内に症状(<図表>)が出現し、剤の除去により数分~30分以内にほとんどの症状は消失する。曝露された皮膚の紅斑のみが1~2時間持続する。曝露時間が長くなれば、激しい咳やむかつき、そして嘔吐が出現する。
  1. ほとんどのケースで医療を要することはないが、高濃度の剤に曝露された場合は角膜損傷も起こり得るため、眼科医の診察が必要となることもある。また、慢性気管支炎や肺気腫の既往がある被曝露者には、一時的に酸素投与や陽圧換気が必要となることもある。さらに、皮膚症状が遷延し皮膚症状が出現した際には、熱傷に準じた処置が必要となる。一般的に高温・高湿度下に皮膚症状は増悪する。
  1. 皮膚の除染は、石鹸と水で洗うが、サリンなどの除染で用いる次亜塩素酸ソーダは除染に用いてはならない。化学反応により皮膚症状が悪化することが知られているからである。
  1. また、CS、CNの作用機序はよく解明されていない。SH基を有する酵素系の不活性化が組織障害に関与していると考えられているが、疼痛自体は組織障害とは関係なくブラジキニンが関与しているとされている。
  1. 粉末として散布されたり、有機溶媒に溶解されてスプレー散布もしくは花火のように打ち上げられて煙として散布される。
  1. 閉鎖空間で使用されて高濃度の剤に曝露されると、致死的になることがある。CNによる死亡例も報告されている。
  1. また動物実験では、CSにより胎児が死亡することや、催奇形性はないと報告されている。
 
  1. DM(diphenylaminearsine)
  1. この刺激性無力化剤は、催吐剤として有名である。別名アダムサイトともいう。他にDA(diphenylchlorarsine)やDC(diphenylcyanoarsine)という制吐剤もある。
  1. 無臭で黄緑色の結晶、そして揮発性はほとんどない。水にはほとんど溶けないが、アセトンには一定程度溶解する。
  1. まず、上気道と鼻が刺激され、鼻粘膜と咽頭の灼熱感、抑えきれない咳とくしゃみ、そして胸部の灼熱感が出現する。眼にも灼熱感、流涙、結膜充血そして眼瞼けいれんが出現する。
  1. DMが他の刺激剤と異なる点が2つある。
  1. 剤に曝露されてから症状出現までに数分を要する。つまり、症状が出現したときにはすでに大量の剤を吸入しており、防護マスクを使用したり曝露環境から離脱しても、高濃度の曝露による症状が出現し継続する。
  1. 頭痛やうつ症状、悪寒、嘔気、嘔吐、腹部のけいれん、下痢といった全身症状が数時間は継続し、他の刺激剤よりも行動不能時間が長い。
  1. 高濃度のDM曝露による死亡報告がある。
 
  1. OC(Oleoresin Capsicum)
  1. いわゆるトウガラシスプレーである。天然トウガラシを原料に作製されているが、日本国内で市販されている護身用のスプレーには、CNを混合させているものがあるので注意が必要である。天然植物が原料であることから安全性が高いと考えられているが、一方で高濃度使用による喉頭浮腫が原因での死亡報告もある。
  1. 症状は、CNやCSと同様である。
 
刺激性無力化剤の物性と毒性等

代表的な3剤の物性・特性である。いずれも使用安全域が広いことがわかる。が、CNの持続性が短いのに対し、DMは持続性があり、CSは曝露された人体以外の環境(壁、床など)に遺残することもあり、注意が必要である。

 
刺激性無力化剤による症状

刺激性無力化剤は、スプレーやエアロゾルとして噴露されたり、煙発生装置の中に組み込まれ、煙とともに拡散して人体は曝露される。使用される剤の種類などにより、各々の器官の症状は異なるが、人間を行動不能に陥らせるような激しい症状が出現するのが特徴である。

出典

img1:  著者提供
 
 
 
問診・診察のポイント  
  1. 症状出現時の状況が診断するうえで最も重要である。「刺激性のある無力化剤」が使用される可能性のある集会などに参加していたか否か、そのうえで治安維持部隊などから発煙を伴う武器を使用されたか否かなど。

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文献 

著者: Anna Niemcunowicz-Janica, Iwona Ptaszyńska-Sarosiek, Zofia Wardaszka
雑誌名: Arch Med Sadowej Kryminol. 2009 Jul-Sep;59(3):252-4.
Abstract/Text The report presents rare case of a sudden death of a young man, caused by an oleoresin capsicum spray. In consequence, the victim developed acute laryngeal edema and death by asphyxiation.

PMID 20441089  Arch Med Sadowej Kryminol. 2009 Jul-Sep;59(3):252-4.
著者: H L Winograd
雑誌名: Clin Pediatr (Phila). 1977 Oct;16(10):884-7.
Abstract/Text
PMID 891065  Clin Pediatr (Phila). 1977 Oct;16(10):884-7.
著者: Richard J Thomas, Philip A Smith, Dominic A Rascona, James D Louthan, Bart Gumpert
雑誌名: Mil Med. 2002 Feb;167(2):136-9.
Abstract/Text o-Chlorobenzylidenemalonitrile, more commonly called CS, is grouped with several other irritant agents referred to as "tear gas." It is a riot-control agent used frequently in military settings to test the ability and speed of personnel in donning their military gas masks. When personnel are exposed to CS without proper personal protective equipment, it has potent irritant effects. We report a unique cluster of hospitalizations of nine U.S. Marines who developed a transient pulmonary syndrome. All nine patients had symptoms of cough and shortness of breath. Five of the nine presented with hemoptysis, and four presented with hypoxia. Symptoms were associated with strenuous physical exercise from 36 to 84 hours after heavy exposure of CS in a field training setting. Four of the nine Marines required intensive care observation as a result of profound hypoxia. All signs and symptoms resolved within 72 hours of hospital admission. One week after CS exposure, all nine Marines demonstrated normal lung function during spirometry before and after exercise challenge using cycle ergometry.

PMID 11873536  Mil Med. 2002 Feb;167(2):136-9.
著者: A Davey, I K Moppett
雑誌名: Anaesthesia. 2004 Dec;59(12):1219-20. doi: 10.1111/j.1365-2044.2004.03927.x.
Abstract/Text Summary We report on airway complications associated with general anaesthesia in a subject who had been exposed to CS spray several hours before surgery. CS spray is a form of tear gas that is said to have a short half-life when the subject is removed from exposure. Induction of anaesthesia was uneventful. Marked laryngospasm occurred when the tracheal tube was removed at the end of the operation, and the anaesthetists experienced lacrimation and burning sensations typical of CS exposure. The effects on the attending anaesthetist made tracheal re-intubation difficult. There were no long-term adverse sequelae for the patient or anaesthetists. Suggestions are made for changes to anaesthetic practice and the advice given by the police about patients who have been exposed to CS spray.

PMID 15549983  Anaesthesia. 2004 Dec;59(12):1219-20. doi: 10.1111/j.13・・・
著者: W A Watson, K R Stremel, E J Westdorp
雑誌名: Ann Pharmacother. 1996 Jul-Aug;30(7-8):733-5.
Abstract/Text OBJECTIVE: To describe the clinical toxicity caused by oleoresin capsicum (OC) spray during law-enforcement action.
DESIGN: A medical record review.
SETTING: Emergency department (ED), Truman Medical Center, Kansas City, MO.
PATIENTS: Consecutive patients who presented to the ED after OC-spray exposure from law-enforcement action between June 1991 and June 1994.
MAIN OUTCOME MEASURES: Patient presentation and symptoms at presentation, evaluation, and treatment during ED stay.
RESULTS: Eighty-one ED patients, approximately 10% of all individuals sprayed by police officers, presented after exposure to OC. Ocular burning and redness were the most common presenting symptoms. None of the patients required hospitalization due to OC toxicity. Corneal abrasions and respiratory symptoms occurred in 7 and 6 patients, respectively.
CONCLUSIONS: The need for ED evaluation and treatment was infrequent after exposure to OC. A transient burning sensation, erythema, and localized irritation were the most common findings. While no patients had adverse outcomes attributed to OC exposure, practitioners assessing exposure should consider the potential for pulmonary and ocular toxicity.

PMID 8826550  Ann Pharmacother. 1996 Jul-Aug;30(7-8):733-5.
著者: P B Olaitan, J N Ubah
雑誌名: Niger J Med. 2011 Apr-Jun;20(2):275-8.
Abstract/Text BACKGROUND: Tear gas is a noxious vapour used in quelling civil disturbances. The law enforcement agents who usually handle this are well trained and rarely injured by the use of this weapon especially during peace times.
METHODS: We report injuries sustained by two policemen handling tear gas as a result of accidents. Case notes of the patients were the source of information.
RESULTS: Two policemen were injured while handling tear gas. The equipment accidentally dropped and exploded on attempting to pick them. The mechanisms of injuries and parts of the body injured were similar ie the hands and face with traumatic cataract of an eye in one patient.
CONCLUSION: We conclude that proper training of the law enforcement agents will go a long way in reducing these types of morbidity from tear gas use.

PMID 21970243  Niger J Med. 2011 Apr-Jun;20(2):275-8.
著者: Franck Clarot, Emmanuelle Vaz, Frédérique Papin, Bénédicte Clin, Catherine Vicomte, Bernard Proust
雑誌名: Forensic Sci Int. 2003 Oct 14;137(1):45-51.
Abstract/Text We report a fatal head injury caused by a tear-gas cartridge and point out the underestimated potential injury of this type of weapon. Gas pressure wounds and the death mechanisms are also described. A review of the literature and forensic considerations of head injury without projectile are presented.

PMID 14550613  Forensic Sci Int. 2003 Oct 14;137(1):45-51.
著者: E J Olajos, H Salem
雑誌名: J Appl Toxicol. 2001 Sep-Oct;21(5):355-91.
Abstract/Text The desired effect of all riot control agents is the temporary disablement of individuals by way of intense irritation of the mucous membranes and skin. Generally, riot control agents can produce acute site-specific toxicity where sensory irritation occurs. Early riot control agents, namely, chloroacetophenone (CN) and chlorodihydrophenarsazine (DM), have been replaced with 'safer' agents such as o-chlorobenzylidene malononitrile (CS) and oleoresin of capsicum (OC). Riot control agents are safe when used as intended: however, the widespread use of riot control agents raises questions and concerns regarding their health effects and safety. A large margin exists between dosages that produce harassment and dosages likely to cause adverse health effects for modern riot control agents such as CS and dibenz[b,f]1 : 4-oxazepine (CR). Yet, despite the low toxicity of modern riot control agents, these compounds are not entirely without risk. The risk of toxicity increases with higher exposure levels and prolonged exposure durations. Ocular, pulmonary and dermal injury may occur on exposure to high levels of these substances, and exposure to riot control agents in enclosed spaces may produce significant toxic effects. Reported deaths are few involving riot control agents, and then only under conditions of prolonged exposure and high concentrations. Recently, concern has focused on the deaths resulting from law enforcement use of OC, a riot control agent generally regarded as safe because it is a natural product. As with other xenobiotics, not enough is known concerning the long-term/chronic effects of riot control agents. Clearly, there is considerable need for additional research to define and delineate the biological and toxicological actions of riot control agents and to illuminate the full health consequences of these compounds as riot control agents.

Copyright 2001 John Wiley & Sons, Ltd.
PMID 11746179  J Appl Toxicol. 2001 Sep-Oct;21(5):355-91.
著者: Peter G Blain
雑誌名: Toxicol Rev. 2003;22(2):103-10.
Abstract/Text Irritant incapacitants, also called riot control agents, lacrimators and tear gases, are aerosol-dispersed chemicals that produce eye, nose, mouth, skin and respiratory tract irritation. Tear gas is the common name for substances that, in low concentrations, cause pain in the eyes, flow of tears and difficulty in keeping the eyes open. Only three agents are likely to be deployed: (i) 1-chloroacetophenone (CN); (ii) 2-chlorobenzylidene malononitrile (CS); or (iii) dibenz[b,f]-1,4-oxazepine (CR). CN is the most toxic lacrimator and at high concentrations has caused corneal epithelial damage and chemosis. It has accounted for at least five deaths, which have resulted from pulmonary injury and/or asphyxia. CS is a 10-times more potent lacrimator than CN but is less systemically toxic. CR is the most potent lacrimator with the least systemic toxicity and is highly stable. CN, CS and CR cause almost instant pain in the eyes, excessive flow of tears and closure of the eyelids, and incapacitation of exposed individuals. Apart from the effects on the eyes, these agents also cause irritation in the nose and mouth, throat and airways and sometimes to the skin, particularly in moist and warm areas. In situations of massive exposure, tear gas, which is swallowed, may cause vomiting. Serious systemic toxicity is rare and occurs most frequently with CN; it is most likely to occur when these agents are used in very high concentrations within confined non-ventilated spaces. Based on the available toxicological and medical evidence, CS and CR have a large safety margin for life-threatening or irreversible toxic effects. There is no evidence that a healthy individual will experience long-term health effects from open-air exposures to CS or CR, although contamination with CR is less easy to remove.

PMID 15071820  Toxicol Rev. 2003;22(2):103-10.
著者: Yonwook J Kim, Abhishek R Payal, Mary K Daly
雑誌名: Surv Ophthalmol. 2016 Jan 22;. doi: 10.1016/j.survophthal.2016.01.002. Epub 2016 Jan 22.
Abstract/Text Chemical agents that target the eyes have been a popular choice for law enforcement during riots and for military training for nearly a century. The most commonly used agents are chloroacetophenone (formerly sold as Mace), o-chlorobenzylidene malononitrile, and oleoresin capsicum (OC or pepper spray, current ingredient for Mace). Initially, most severe ocular injuries were caused by the explosive force rather than the chemical itself. The development of sprays reduced the mechanical severity of ocular injuries, but resulted in a variety of chemical injuries. The effects on eyes include conjunctival injection, complete corneal epithelial defects, pseudopterygium, corneal neovascularization, persistent conjunctivalization, corneal opacities, and reduced visual acuity. Current management, based on limited human studies, emphasizes decontamination and symptomatic treatment. We review the literature related to clinical and histopathologic effects of tear gas agents on the eye and their management.

Copyright © 2016 Elsevier Inc. All rights reserved.
PMID 26808721  Surv Ophthalmol. 2016 Jan 22;. doi: 10.1016/j.survophth・・・
著者: D Kevin Horton, Paula Burgess, Shannon Rossiter, Wendy E Kaye
雑誌名: Ann Emerg Med. 2005 Jun;45(6):655-8. doi: 10.1016/j.annemergmed.2005.01.031.
Abstract/Text In a hazardous materials event in 2002, the unannounced presentation of 3 symptomatic, contaminated patients to an emergency department (ED) resulted in secondary contamination of 2 ED personnel who experienced skin, eye, and respiratory irritation. The material that caused these injuries was o-chlorobenzylidene malononitrile, a white powder with a peppery odor used largely as a tear gas and riot-control agent. Secondary contamination can cause adverse symptoms and injuries in ED personnel, further contaminate the ED, and potentially lead to costly ED closures and evacuations. To prevent secondary exposure, EDs can educate their staff about the potential for secondary contamination, implement a team approach for handling contaminated patients, establish decontamination protocols, ensure proper selection of and training in the use of personal protective equipment, and simulate drills for receiving contaminated patients.

PMID 15940103  Ann Emerg Med. 2005 Jun;45(6):655-8. doi: 10.1016/j.ann・・・
著者: S T Bhattacharya, A W Hayward
雑誌名: Anaesthesia. 1993 Oct;48(10):896-7.
Abstract/Text Although the use of CS gas is illegal in the UK, an occasional patient exposed to its effects may be seen. We report the problems experienced with the anaesthetic management of such a patient.

PMID 8238834  Anaesthesia. 1993 Oct;48(10):896-7.
著者: Craig R Warden
雑誌名: Crit Care Clin. 2005 Oct;21(4):719-37, vi. doi: 10.1016/j.ccc.2005.05.008.
Abstract/Text There are many chemical respiratory agents suitable for use by terrorists. They are the oldest chemical agents used and have caused the most casualties throughout the 20th century. Many are available in large quantities for industrial use and are susceptible to potential sabotage. This paper will concentrate on respiratory agents that are readily available and have the potential to cause a large number of casualties and panic. These agents have a lower rate of lethality when compared to other chemical agents but could produce many casualties that may overwhelm the emergency medical system.

PMID 16168311  Crit Care Clin. 2005 Oct;21(4):719-37, vi. doi: 10.1016・・・
著者: Leo J Schep, R J Slaughter, D I McBride
雑誌名: J R Army Med Corps. 2015 Jun;161(2):94-9. doi: 10.1136/jramc-2013-000165. Epub 2013 Dec 30.
Abstract/Text INTRODUCTION: 2-Chloroacetophenone (CN), o-chlorobenzylidene malonitrile (CS) and oleoresin capsicum (OC) are common riot control agents. While serious systemic effects are uncommon, exposure to high concentrations may lead to severe complications and even death. The aim of this narrative review is to summarise all main aspects of the riot control agents CN, CS and OC toxicology, including mechanisms of toxicity, clinical features and management.
METHODS: OVID MEDLINE and ISI Web of Science were searched for terms associated with CN, CS and OC toxicity in humans and those describing the mechanism of action, clinical features and treatment protocols.
RESULTS: CN, CS and OC are effective lacrimating agents; evidence for toxicity, as measured by the threshold for irritation, is greatest for CN, followed by CS and OC. Typically, ocular and respiratory tract irritation occurs within 20-60 s of exposure. Ocular effects involve blepharospasm, photophobia, conjunctivitis and periorbital oedema. Following inhalation, effects may include a stinging or burning sensation in the nose, tight chest, sore throat, coughing, dyspnoea and difficulty breathing. Dermal outcomes are variable, more severe for CN and include dermal irritation, bulla formation and subcutaneous oedema. Removal from the contaminated area and fresh air is a priority. There is no antidote; treatment consists of thorough decontamination and symptom-directed supportive care. Ocular exposure requires thorough eye decontamination, an eye exam and appropriate pain management. Monitoring and support of respiratory function is important in patients with significant respiratory symptoms. Standard treatment protocols may be required with patients with pre-existing respiratory conditions. Dermal exposures may require systemic steroids for patients who develop delayed contact dermatitis.
CONCLUSIONS: CN, CS and OC are effective riot control agents. In the majority of exposures, significant clinical effects are not anticipated. The irritant effects can be minimised both by rapid evacuation from sites of exposure, decontamination and appropriate supportive care.

Published by the BMJ Publishing Group Limited. For permission to use (where not already granted under a licence) please go to http://group.bmj.com/group/rights-licensing/permissions.
PMID 24379300  J R Army Med Corps. 2015 Jun;161(2):94-9. doi: 10.1136/・・・

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