今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 田妻進 JR広島病院/広島大学

監修: 田妻進 JR広島病院/広島大学

著者校正/監修レビュー済:2023/09/27
参考ガイドライン:
  1. 日本消化器病学会:胆石症診療ガイドライン2021(改訂第3版)
  1. 日本消化器病学会:胆石症診療ガイドライン2016(改訂第2版)
  1. 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018(第3版)(TG18)(2018)
 
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行った(「胆石症診療ガイドライン2021(改訂第3版)」改訂後の新たな知見は蓄積されていないため大幅な変更は必要なし)。

概要・推奨   

  1. 胆のう結石とは、胆汁成分が胆のう内で固まったもので(石の形成)、胆のう収縮能低下、腸管機能低下、脂質異常症(特に高トリグリセリド血症)、急激な体重減少、食生活習慣などが関連して生じる。
  1. 男女比は以前は女性優位だったが、近年は男性が多く、特にコレステロール混成石と黒色石が増加している。
  1. コレステロール胆石のリスクファクターとして、5F(40歳以上(Forty)、女性(Female)、肥満(Fatty)、白人(Fair)、多産(Fecund))が挙げられる。さらに脂質異常症、消化管手術歴、ダイエットなどもリスク上昇と関連する。
アカウントをお持ちの方はログイン
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必
  1. 閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必要となります。閲覧にはご契約が必
  1. 閲覧にはご契約が必要となり
  1. 胆のう内に無症状の胆囊結石症に対して胆囊摘出術を施行する意義は少ない。胆囊癌の高危険群では、胆囊摘出術を検討する(推奨度1 OJG)[1][2]
  1. 有症状の胆囊結石症に対しては、腹腔鏡下胆囊摘出術を行うことを推奨する(推奨度1 OJG)[1][2]
  1. 石灰化のないコレステロール胆石には非手術的治療として体外衝撃波砕石術(ESWL) や経口胆石溶解療法があるが、胆のう機能が正常であることが必要であり、近年あまり施行されていない(推奨度2 OJG)[1][2]
  1. 急性胆囊炎合併例には初期治療として十分な輸液と抗菌薬・鎮痛薬の投与を行ったうえで、重症度に応じて臓器サポート・胆囊ドレナージ・早期または待機的腹腔鏡下胆囊摘出術治療を行う(推奨度2 OJ)[1][2][3][4]

これより先の閲覧には個人契約のトライアルまたはお申込みが必要です。

最新のエビデンスに基づいた二次文献データベース「今日の臨床サポート」。
常時アップデートされており、最新のエビデンスを各分野のエキスパートが豊富な図表や処方・検査例を交えて分かりやすく解説。日常臨床で遭遇するほぼ全ての症状・疾患から薬剤・検査情報まで瞬時に検索可能です。

まずは15日間無料トライアル
本サイトの知的財産権は全てエルゼビアまたはコンテンツのライセンサーに帰属します。私的利用及び別途規定されている場合を除き、本サイトの利用はいかなる許諾を与えるものでもありません。 本サイト、そのコンテンツ、製品およびサービスのご利用は、お客様ご自身の責任において行ってください。本サイトの利用に基づくいかなる損害についても、エルゼビアは一切の責任及び賠償義務を負いません。 また、本サイトの利用を以て、本サイト利用者は、本サイトの利用に基づき第三者に生じるいかなる損害についても、エルゼビアを免責することに合意したことになります。  本サイトを利用される医学・医療提供者は、独自の臨床的判断を行使するべきです。本サイト利用者の判断においてリスクを正当なものとして受け入れる用意がない限り、コンテンツにおいて提案されている検査または処置がなされるべきではありません。 医学の急速な進歩に鑑み、エルゼビアは、本サイト利用者が診断方法および投与量について、独自に検証を行うことを推奨いたします。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※同効薬・小児・妊娠および授乳中の注意事項等は、海外の情報も掲載しており、日本の医療事情に適応しない場合があります。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適応の査定において保険適応及び保険適応外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適応の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
田妻進 : 特に申告事項無し[2023年]
監修:田妻進 : 特に申告事項無し[2023年]

ページ上部に戻る

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから