今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

著者: 藤澤信 横浜市立大学附属市民総合医療センター 血液内科

監修: 宮﨑泰司 長崎大学病院血液内科

著者校正済:2024/04/17
現在監修レビュー中
参考ガイドライン:
患者向け説明資料

改訂のポイント:
  1. 定期レビューを行った。
  1. 造血器腫瘍診療ガイドライン2023年版に即して改訂した。
  1. 未治療のFLT3-ITD変異陽性AMLに対するキザルチニブについて加筆した。
 

概要・推奨   

  1. 標準的寛解導入療法としてIDR(12 mg/m2、3日間)またはDNR(50 mg/m2、5日間)+ Ara-C(100 mg/m2、7日間)のセット療法が広く用いられている(推奨度1)
  1. 60歳以下のCBF白血病の寛解後療法にはシタラビン(Ara-C)大量療法が選択される(推奨度1)
  1. AMLの予後に最も大きく影響するのが染色体異常で、染色体の核型異常のパターンから予後良好群、予後中間群、予後不良群の3群に分類されている(推奨度1)
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  1. CBF白血病のうち、RUNX1-RUNX1T1陽性AMLではKIT変異、特にexon17変異は予後不良因子である(推奨度1)
  1. FLT3-ITDは独立した予後不良因子である(推奨度1)
  1. 未治療FLT3-ITD変異陽性AMLに対するキザルチニブ併用療法の有効性が示されている(推奨度2)
  1. 正常核型AMLでFLT3-ITD変異を伴わないNPM1変異症例は予後良好である(推奨度1)
  1. CEBPA遺伝子変異は正常核型AMLにおける独立した予後良好因子である(推奨度1)
  1. IDH1遺伝子変異は正常核型AMLにおける独立した予後不良因子である(推奨度2)
  1. WT-1遺伝子変異は正常核型AMLにおける独立した予後良好因子である(推奨度2)
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薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光および日本医科大学多摩永山病院 副薬剤部長 林太祐による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
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(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
藤澤信 : 講演料(大塚製薬,ノバルティスファーマ)[2023年]
監修:宮﨑泰司 : 講演料(日本新薬,ノバルティスファーマ,アッヴィ,アステラス製薬,住友ファーマ,シンバイオ製薬,中外製薬),奨学(奨励)寄付など(中外製薬)[2023年]

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