今日の臨床サポート

尿道分泌物

著者: 荒川創一 三田市民病院

監修: 力石辰也 聖マリアンナ医科大学

著者校正/監修レビュー済:2017/04/27

概要・推奨   

所見のポイント:
  1. 尿道分泌物は、通常、尿道の炎症の存在を意味し、その原因の多くが感染症である。
  1. また、感染の原因として性感染症(sexually transmitted infection、STI・発症したものをsexually transmitted disease、STD)と尿路感染症(urinary tract infection、UTI)とがある。性感染症での原因菌は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、クラミジア(Chlamydia trachomatis)、マイコプラズマ(Mycoplasma genitalium)などが挙げられる。一方、尿路感染症としては、尿道留置カテーテル(フォーリーカテーテル)に起因する尿道炎が、その大多数を占める。尿路感染症の原因菌は、グラム陽性菌からグラム陰性菌まで多岐にわたり、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、腸球菌、大腸菌、クレブシエラ、セラチア、緑膿菌などが挙げられる。
  1. STDでは自覚症状として外尿道口からの排膿および排尿初期痛または瘙痒感、他覚所見として初尿中に10個以上/400倍視野の白血球を証明することが客観所見として重要である。
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  1. 性感染症での尿道分泌物では、分泌物の性状が膿性か漿液性かにより原因菌が推定される。すなわち前者では淋菌性、後者ではクラミジア性またはマイコプラズマ性が強く疑われる。黄色膿の場合、できれば膿のグラム染色を施し、淋菌の存否を即断し、淋菌培養などの検査を提出し、当初から淋菌、非淋菌病原体(主にクラミジア)両者の存在を想定して、セフトリアキソン1g単回静注に加えて、アジスロマイシン1g単回内服を初回に同時投与する。1週間後には必ず再診させ、早朝第1初尿を評価する。症状が消失し、白血球数が正常化またはごく少数になっていれば著効とする。さらに1週後、同様に早朝第1初尿を持参させ、尿中白血球が正常化していれば治癒とみなす。
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専門医相談のタイミング:
  1. 上述のような定型的検査と治療とを施したにもかかわらず、尿道分泌物などの症状が持続あるいは尿中白血球が残存し無効と判定される場合は、何らかの難治因子の存在を想定して泌尿器科医に紹介する。
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  1. 一般医家が尿道分泌物を訴える患者を診察する場合は、STDのchanceを問診し、初尿中の白血球数の存在を確認する。尿中の淋菌とクラミジア核酸増幅法で検索しつつ、セフトリアキソンまたはスペクチノマイシンとアジスロマイシンを投与する。
薬剤監修について:
オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。
※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、
著者により作成された情報ではありません。
尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。
※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。
(詳細はこちらを参照)
著者のCOI(Conflicts of Interest)開示:
荒川創一 : 未申告[2021年]
監修:力石辰也 : 未申告[2021年]

病態・疫学・診察

疫学情報・病態・注意事項  
  1. 尿道分泌物として認識されるのは主に男性であり、通常は尿道の炎症の存在を意味する。
  1. 尿道の炎症状態の原因の多くが感染症である。
  1. 感染の原因として性感染症(sexually transmitted infection、STI・発症したものはsexually transmitted disease、STD)と尿路感染症(urinary tract infection、UTI)とがある。
  1. 性感染症での原因菌は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)、クラミジア(Chlamydia trachomatis)、マイコプラズマ(Mycoplasma genitalium)などが挙げられる。
  1. 尿路感染症としては、尿道留置カテーテル(フォーリーカテーテル)に起因する尿道炎が、その大多数を占める。
  1. 尿路感染症の原因菌は複雑性尿路感染症のそれと同様で、グラム陽性菌からグラム陰性菌まで多岐にわたり、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、腸球菌、大腸菌、クレブシエラ、セラチア、緑膿菌などが挙げられる。
  1. 上述のうち、臨床的に問題となるのは多くが性感染症である。尿道カテーテル留置に伴う尿路感染症の部分症状としての尿道分泌物に対する治療は、異物であるカテーテルがある限り除菌は困難であり、性器感染症である前立腺炎や精巣上体炎に進展しない限り抗菌薬治療は選択されるべきでない。よって本稿では、抗菌薬治療の絶対的適応である性感染症での尿道分泌物に焦点を当て、その原因疾患の検査・治療を解説する。
問診・診察のポイント  
  1. まず、尿道分泌物の排出を患者が自覚しているかどうかを聴取する。

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