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シーパラ注

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
    効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

  • 通常成人1日2~10mLを1~3回に分割して皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤及びチアミン塩化物塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 血友病の患者[パンテノールが出血時間を延長させるおそれがある。]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.7 小児等
9.7.1 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.7.2 低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
14.1.1 静脈内注射時
血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
14.1.2 筋肉内注射時
(1)注射部位の疼痛、硬結を起こすことがある。
(2)組織・神経等への影響を避けるため以下の点に注意すること。
・同一部位への反復注射はなるべく行わないこと。
特に、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には注意すること。
・神経走行部位を避けるよう注意すること。
なお、注射針を刺入したとき、神経に当たったと思われるような激痛を訴えた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
・注射器の内筒を軽くひき、血液の逆流がないことを確かめて注射すること。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
レボドパレボドパの作用を減弱させることがある。本剤中に含まれるピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)がレボドパの末梢での脱炭酸を促進する。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(0.1%未満)
血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症発疹、そう痒感等
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