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カルビタール

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○直接歯髄覆罩

    • 齲蝕症第1度及び第2度又はこれに準ずる歯牙硬組織欠損歯で歯質切削中、偶発的に作られた露髄で直接歯髄覆罩を適当と診断された場合
  • ○生活歯髄切断

    • 急性単純性歯髄炎又は急性及び慢性化膿性歯髄炎で、根部歯髄が正常な場合又は補綴学上、罹患歯髄を除去し健康部分を保存した方がよいと診断された場合
  • ○根管充填

    • 抜髄根管及び感染根管で根管治療終了後、根管充填を適当と診断された場合

用法・用量

  • A.用法

    • <直接歯髄覆罩>

      • 窩洞を清掃・消毒、乾燥後、本剤を歯髄露出面に軽く圧接する。
    • <生活歯髄切断>

      • 窩洞内を清掃・消毒、乾燥後、本剤を歯髄切断面に軽く圧接する。
    • <根管充填>

      • 根管治療終了後、根管内を清掃・消毒、乾燥し適当な根管充填器を用いて本剤を充填する。
  • B.用量

    • 粉末と液を約2:1の割合に練和してパスタ状とし、局所に応用する。
    • 下顎第一臼歯に対する用量の平均値は次のとおりである。
      処置
      直接歯髄覆罩・歯髄切断0.1g0.05g
      根管充填0.17g0.08g

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • ヨウ素又は安息香酸エステル(コカインを除く)系局所麻酔剤に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
14.1.1 口腔粘膜等に付着した場合には、直ちに清拭し、必要な場合には洗口させること。
また、手指等に付着した場合には、石けん等を用いて水又は温湯で洗浄すること。
万一眼に入った場合には、直ちに多量の水で洗浄する等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症過敏症状
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