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KCL注10mEqキット「テルモ」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 電解質補液の電解質補正

用法・用量

  • 電解質補液の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射するか、腹膜透析液に添加して腹腔内投与する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 全般的な注意
使用時には、以下の点に注意すること。
・感染に対する配慮をすること。
・シリンジ及び専用針が破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。
・押子(プランジャー)が外れたり、ガスケットが変形し薬液が漏出したりするおそれがあるので押子のみを持たないこと。
・押子を引かないこと。
14.2 薬剤調製時の注意
14.2.1 使用に際しては、ブリスター包装を開封口からゆっくり開け、外筒(バレル)を持って取り出すこと。
14.2.2 必ず、専用針を用いて輸液剤等に混ぜること。
14.2.3 着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しないこと。
14.2.4 リボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色が均一になるように十分に混合して使用すること。
14.3 薬剤投与時の注意
14.3.1 シリンジポンプでは使用しないこと。
14.3.2 輸液セットの三方活栓や側管(ト字管等)から直接静注しないこと。
14.3.3 透析回路等の体外循環回路の高圧条件下で使用しないこと。
高圧条件下では押子を斜めに押すおそれがある。押子を斜めに押すとガスケットが変形し薬液及び血液がガスケットの部分から漏出するおそれがある。
14.4 薬剤投与後の注意
開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液はシリンジとともに速やかに廃棄すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず希釈して使用すること(カリウムイオン濃度として40mEq/L以下に必ず希釈し、十分に混和した後に投与すること)。
7.2 ゆっくり静脈内に投与し、投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hrを超えないこと。
7.3 カリウムイオンとしての投与量は1日100mEqを超えないこと。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
急速投与高カリウム血症
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