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カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠10mg「日医工」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○毛細血管抵抗性の減弱及び透過性の亢進によると考えられる出血傾向(例えば紫斑病など)
  • ○毛細血管抵抗性の減弱による皮膚あるいは粘膜及び内膜からの出血、眼底出血・腎出血・子宮出血
  • ○毛細血管抵抗性の減弱による手術中・術後の異常出血

用法・用量

  • カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物として、通常成人1日30~90mgを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

7.用法及び用量に関連する注意

カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠10mg「日医工」
(1日量剤形換算)
剤形成人
10mg3~9錠

7.用法及び用量に関連する注意

カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠30mg「日医工」
(1日量剤形換算)
剤形成人
30mg1~3錠

7.用法及び用量に関連する注意

カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム散10%「日医工」
(1日量剤形換算)
剤形成人
10%0.3~0.9g

16.薬物動態

16.1 血中濃度
健康成人男子に150mg経口投与した場合速やかに血中に移行し、血中濃度は0.5~1時間後に最高(25ng/mL)に達する。
血中濃度の半減期は約1.5時間である。
注)本剤の承認された用法及び用量は、1日30~90mgを3回に分割経口投与である。
16.5 排泄
尿中排泄動態は血中濃度の推移とよく対応し、投与後0.5~1.5時間で最大となり、24時間までに排泄される。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
消化器食欲不振、胃部不快感悪心、嘔吐
過敏症発疹、そう痒

注)再評価結果を含む

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