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ヒマシ油「司生堂」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 便秘症、食中毒における腸管内容物の排除、消化管検査時又は手術前後における腸管内容物の排除。

用法・用量

  • ヒマシ油として、通常、成人は15~30mL(増量限度60mL)、小児は5~15mL、乳幼児は1~5mLを、それぞれそのまま又は水、牛乳などに浮かべて頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 急性腹症が疑われる患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
  • 痙れん性便秘の患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
  • 重症の硬結便のある患者〔症状が悪化するおそれがある。〕
  • ヘノポジ油、メンマ等の脂溶性駆虫剤を投与中の患者〔これらの薬剤の吸収を促進して中毒を起こすおそれがある。〕
  • リン、ナフタリンなどの脂溶性物質による中毒時〔これらの物質の吸収が促進されるおそれがある。〕

注意 

重要な基本的注意

小腸の消化吸収を妨げ全身の栄養状態に影響を及ぼすことがあるので連用を避けること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。

妊婦、授乳婦への投与

子宮収縮を誘発して流早産の危険性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。
ヒト母乳中に移行し乳児の下痢を起こすことがあるので、授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。
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