今日の臨床サポート
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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 緑内障

用法・用量

  • 1回1滴を1日1~2回点眼する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 前駆期緑内障の患者〔眼圧上昇を来すおそれがある。〕
  • 脱分極性筋弛緩剤(スキサメトニウム)を投与中の患者〔「相互作用」の項参照〕

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

閉塞隅角緑内障の患者(急性又は慢性うっ血性緑内障)〔眼圧上昇を来すことがあるので観察を十分に行うこと。〕
気管支喘息の患者〔気管支喘息の症状を悪化させるおそれがある。〕
消化器の機能亢進状態の患者〔消化管機能を更に亢進させ、症状を悪化させるおそれがある。〕
胃・十二指腸潰瘍の患者〔消化管機能を亢進させ潰瘍の症状を悪化させるおそれがある。〕
徐脈・心臓障害のある患者〔心拍数低下、心拍出量低下を起こすおそれがある。〕
てんかんの患者〔てんかんの症状を悪化させるおそれがある。〕
パーキンソン症候群の患者〔パーキンソン症候群の症状を悪化させるおそれがある。〕

適用上の注意

投与経路
点眼用にのみ使用すること。
投与時
点眼に際しては原則として患者は横臥位をとり、患眼を開瞼させ結膜のう内に点眼し、1~5分間閉瞼し、涙のう部を圧迫させた後開瞼する。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦等に対する安全性は確立していない。

小児等への投与

長期連用時に虹彩のう腫があらわれることがあるので、この場合は休薬するか、アドレナリン、フェニレフリンの点眼を行うこと。

薬物動態

(参考)動物における分布
3H-ジスチグミン臭化物を白色家兎に点眼した結果、投与後約20分で眼内組織濃度は最高となり、以後0.3~0.45/hrの割合で指数関数的に減少した。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
脱分極性筋弛緩剤
スキサメトニウム塩化物水和物
スキサメトニウム注「AS」、レラキシン注
脱分極性筋弛緩剤の作用を増強するおそれがある。脱分極性筋弛緩剤はコリンエステラーゼにより代謝されるため、本剤により代謝が阻害されることが考えられる。
本剤による直接ニコチン様作用には脱分極性筋弛緩作用がある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
副交感神経抑制剤
アトロピン硫酸塩水和物等
相互に作用を拮抗する。本剤のムスカリン様作用と拮抗することが考えられる。
コリン作動薬
ベタネコール塩化物等
相互に作用を増強する。本剤のコリン作用と相加・相乗作用があらわれることが考えられる。
コリンエステラーゼ阻害薬
ドネペジル塩酸塩等
相互に作用を増強する可能性がある。本剤のコリン作用と相加・相乗作用があらわれることが考えられる。

その他の副作用 

5%以上0.1~5%未満頻度不明
流涙、結膜炎、結膜充血、視矇眼痛、異物感、眼圧逆上昇、虹彩のう腫
消化器下痢腹痛、口渇
皮膚発疹、皮膚乾燥

※発現した場合は休薬するか、アドレナリン、フェニレフリンの点眼を行う

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