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チアミン塩化物塩酸塩注5mg「フソー」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
  • ○ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
  • ○ウェルニッケ脳炎
  • ○脚気衝心
  • ○下記疾患のうち、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

    • 神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害
  • 上記の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・用量

  • <チアミン塩化物塩酸塩注5mg「フソー」>

    • チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1~50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • <チアミン塩化物塩酸塩注10mg「フソー」>

    • チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1~50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • <チアミン塩化物塩酸塩注20mg「フソー」>

    • チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1~50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。
  • <チアミン塩化物塩酸塩注50mg「フソー」>

    • チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1~50mgを静脈内注射する。
      なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 薬物過敏症の既往歴のある患者
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
14.1.1 静脈内注射時
血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
14.1.2 皮下・筋肉内注射時
組織・神経などへの影響を避けるため、以下の点に配慮すること。
・筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。特に、同一部位への反復注射は行わないこと。また、小児等には連用しないことが望ましい。
・神経走行部位を避けるよう注意すること。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症発疹
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