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アトロベントエロゾル20μg

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解

    • 気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫

用法・用量

  • 専用のアダプターを用いて、通常、1回1~2噴射(イプラトロピウム臭化物として20~40μg)を1日3~4回吸入投与する。
    なお、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分又はアトロピン系薬剤に対して過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
  • 2.3 前立腺肥大症の患者[排尿障害を起こすおそれがある。]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 上室性不整脈の患者、又はその既往歴のある患者
上室性頻脈、心房細動等が発現することがある。[11.1.2参照]
9.1.2 開放隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
用量ならびに投与間隔に留意するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
14.1.1 吸入前
患者には添付の使用説明書を渡し、使用方法を十分指導すること。なお、1容器(10mL)で200回噴射できる。
14.1.2 吸入時
(1)本剤は吸入投与にのみ使用すること。
(2)本剤には散瞳作用があるので、眼に向けて噴射しないこと。[15.1参照]
(3)本容器を初めて使用する場合は2回、3日間以上使用しなかった場合は1回、容器の底を上にして予備噴射を行ってから吸入すること。
14.1.3 吸入後
吸入終了後はできるだけうがいをすること。
14.1.4 保管時
アダプターはときどき流水または温湯で洗浄し、十分に乾燥し清潔に保管すること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
健康成人にイプラトロピウム臭化物水和物を静脈内投与したときの消失半減期は約1.6時間であった。総クリアランスは2.3L/分であり、その内、腎クリアランスは0.9L/分であった。(外国人でのデータ)

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 アナフィラキシー(頻度不明)
アナフィラキシー(蕁麻疹、血管浮腫、発疹、気管支痙攣、口腔咽頭浮腫等)が発現することがある。
11.1.2 上室性頻脈、心房細動(いずれも頻度不明)[9.1.1参照]
注)副作用の頻度はアトロベント(特定フロン含有製剤)の臨床試験及びアトロベント(特定フロン含有製剤)使用成績調査を含む。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
精神神経系頭痛振戦、眩暈等
消化器嘔気嘔吐、腹痛、便秘等
循環器心悸亢進心拍数増加
皮膚発疹、そう痒感
口腔口内乾燥口内炎、にがみ、舌のしびれ、舌のあれ、咽頭不快感、咽頭閉塞感、咽頭痛等
散瞳、眼圧上昇、急性閉塞隅角緑内障、眼痛、霧視、複視等
その他痰の切れの悪化、気道刺激症状、咳、胸痛尿閉

注)副作用の頻度はアトロベント(特定フロン含有製剤)の臨床試験及びアトロベント(特定フロン含有製剤)使用成績調査を含む。

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