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他剤形 薬剤一覧

効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 腎シンチグラムによる腎疾患の診断

用法・用量

  • 通常,成人にはテクネチウム-99mとして37~185MBqを肘静脈に注射し,1時間以上の経過を待って,被検部をガンマカメラ又はスキャンナで撮影することにより,腎シンチグラムをとる。
    なお,投与量は,年齢,体重により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には,診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし,投与量は最小限度にとどめること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
血清クレアチニン値2.0mg/dLをこえない成人4例について試験した結果,本剤の血中クリアランス曲線は投与後1時間位まではほぼ1相性の指数関数的減少を示し(半減期:50±7分),投与後1~24時間までは2ないし3相性を示し,減少勾配は次第に緩やかになった。
16.3 分布
16.3.1 血中から消失したRIがすべて腎臓に移行するものと仮定し,血中消失曲線と尿中排泄曲線から推定すると,1~2時間でほぼ50%が腎内に蓄積移行し,5時間以降ほぼ70%に達しプラトーを形成する。
16.3.2 吸収線量
MIRD法により算出した吸収線量は次のとおりである。
吸収線量(mGy/37MBq)
全身0.144
腎皮質14.10
膀胱壁0.148
肝臓0.420
脾臓0.630
卵巣0.101
精巣0.059
骨髄0.152
16.5 排泄
累積尿中排泄率は最初の1時間で4.15±2.05%,15時間で19.10±0.57%であった。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症発疹,そう痒感
循環器血圧低下
その他気分不良
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