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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 肝胆道系疾患及び機能の診断

用法・用量

  • 通常,成人には本剤74~185MBqを静脈内に注射し,投与直後から適当な間隔をおいて経時的に肝胆道系シンチグラムを撮る。
    投与量は,年齢,体重により適宜増減する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には,診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし,投与量は最小限度にとどめること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
血中総ビリルビンが1.0mg/dL以下の患者に本剤を静注したときの血中半減期は2.86±1.30分であった。
健常者に本剤を静注したときの血中半減期は3.3±0.5分であった。
健常者,び漫性肝疾患患者及び軽度胆道系疾患患者について血中停滞率と累積尿中排泄率を求めた結果,下表のように,び漫性肝疾患の血中停滞率は健常者に比し有意(p<0.01)な上昇を示した。
血中停滞率(%)
10分40分
健常者(11例)8.20±1.562.38±0.44
び漫性肝疾患(8例)24.2±9.810.1±4.6
軽度胆道系疾患(4例)9.23±2.452.64±1.03
† p<0.01
16.3 分布
16.3.1 吸収線量
MIRD法により算出した吸収線量は次のとおりである。
吸収線量(mGy/37MBq)
肝臓0.5
胆のう26.6
小腸2.9
大腸上部4.1
大腸下部3.0
腎臓0.2
卵巣0.9
精巣0.04
膀胱(壁)0.3
赤色骨髄0.3
全身0.2
16.5 排泄
血中総ビリルビンが1.0mg/dL以下の患者に本剤を静注したときの投与後2時間での累積尿中排泄率は2.10±0.91%であった。健常者に本剤を静注したときの投与後90分までの累積尿中排泄率は2.1±0.3%であった。
累積尿中排泄率(%)
60分
健常者(11例)1.86±0.61
び漫性肝疾患(8例)2.50±0.84
軽度胆道系疾患(4例)1.67±0.54

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
循環器動悸
精神神経系痙攣
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