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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○甲状腺放射性ヨウ素摂取率測定による甲状腺機能検査
  • ○シンチグラムによる甲状腺疾患の診断及び甲状腺癌転移巣の発見

用法・用量

  • <甲状腺放射性ヨウ素摂取率の測定>

    • 本品0.185~1.85MBqを経口投与し、一定時間後に甲状腺部の放射能を測定する。
  • <シンチグラム>

    • 本品0.74~3.7MBqを経口投与し、一定時間後にシンチグラムを得る。
      甲状腺癌転移巣のシンチグラムを得る場合は、18.5~370MBqを経口投与する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。
9.7 小児等
投与しないことが望ましい。被曝による不利益が診断上の有益性を上回ると考えられる。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
ヨウ素含量の多い薬剤(ヨード造影剤、ルゴール液、ヨードチンキ等)及び飲食物(コンブ、ワカメ等)、甲状腺ホルモン、抗甲状腺剤は検査に影響を与えるので、本品投与前少なくとも1週間は原則として禁止すること。

5.効能又は効果に関連する注意

本品の使用は、本品より被曝の少ない薬剤が入手し得ない場合に限ること。

16.薬物動態

16.3 分布
16.3.1 ヨウ化ナトリウム(131I)が体内に取り込まれると、甲状腺ホルモンであるチロキシンやトリヨードチロニン合成のために131Iは甲状腺に蓄積される。正常の甲状腺は24時間後20~30%を摂取し、残部は尿中に排泄される。甲状腺機能亢進症(バセドウ病、甲状腺腫)では正常者に比べて摂取率が高く30%以上70%程度に達する。反対に甲状腺機能低下症(粘液水腫)では摂取率は15%以下である。
16.3.2 吸収線量
本品1.85MBqを投与したときの吸収線量は、甲状腺の131I摂取率が85%の場合、甲状腺596mGy、腸4.28mGy、全身0.38mGyである。甲状腺131I摂取率が、50%の場合の甲状腺の吸収線量は351mGy、25%では175mGy、15%では14mGyである。
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