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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 胃内視鏡検査における胃内粘液の溶解除去

用法・用量

  • 検査15~30分前に、プロナーゼとして20,000単位を炭酸水素ナトリウム1gとともに約50~80mLの水に溶かし、経口投与する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 胃内出血のある患者[粘液の除去に伴い、出血が悪化するおそれがある。]
  • 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 胃内出血の疑いのある患者
粘液の除去に伴い、胃の潰瘍部、ポリープ等の病変より出血するおそれがある。
9.1.2 血液凝固異常のある患者
in vitroでフィブリン溶解作用が認められていることから、血液凝固系に影響を与えるおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 重篤な腎障害のある患者
血液凝固能の異常がみられるおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 重篤な肝障害のある患者
血液凝固能の異常がみられるおそれがある。

14.適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意
本剤は飛散しやすく、特に多量に取扱う際に過敏症状(くしゃみ、鼻水等)を起こすことがあるので、マスクを使用するなど一般的保護手段を講じることが望ましい。
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.1 本剤は内視鏡検査時に実施されている通常の前処置(6時間以上の絶食、咽頭麻酔及び鎮痙剤、抗不安剤等の投与)として投与する。
14.2.2 ジメチコン等の消泡剤と同時に投与することが望ましい。
14.2.3 本剤の溶解には水を使用し、溶解後、直ちに服用すること。
14.3 薬剤投与後の注意
本剤の十分な効果を得るため、臥位による体位変換を行うことが望ましい。

7.用法及び用量に関連する注意

本剤は酸性条件下では不安定であるため、炭酸水素ナトリウム1gを同時に投与すること。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
プロナーゼ20,000単位/kgをSD系ラット(n=8)に経口投与した場合、Tmaxは30分、Cmaxは0.00196単位/mL、AUCは0.0059単位/mL・hrであった。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
呼吸困難、全身潮紅、浮腫等があらわれることがある。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
消化器胃出血(胃の潰瘍部、ポリープ等の病変からの出血)、嘔気・嘔吐、下痢
過敏症発疹・発赤等
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