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ビオチン注1mg「フソー」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡。

用法・用量

  • ビオチンとして、通常成人1日0.5~2mgを皮下・筋肉内又は静脈内に注射する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

注意 

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
14.1.1 筋肉内注射時
組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に注意すること。
・筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。なお、同一部位への反復注射は行わないこと。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
・神経走行部位を避けるよう注意すること。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

7.用法・用量に関連する注意

7.1 1日あたりの製剤量
1日投与量
注1mg1~4mL

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人20例にビオチン注1mg「フソー」0.03mL/kg(ビオチンとして0.015mg/kg)を筋肉内(10例)及び皮下(10例)に単回投与した。筋肉内に投与した際の全血中の遊離ビオチン濃度は、40分後に最高値(3.7ng/mL)となり、以後漸減し、6時間後には0.9ng/mLとなった。血中半減期は約3時間であった。皮下に投与した際の全血中の遊離ビオチン濃度は、20分後に最高値(3.8ng/mL)となり、以後漸減し、6時間後には0.9ng/mLとなった。血中半減期は約3時間であった。
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