今日の臨床サポート 今日の臨床サポート

バキソ軟膏0.5%

一部のコンテンツを閲覧になるにはご契約が必要となります。

効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎

    • 変形性関節症
    • 肩関節周囲炎
    • 腱・腱鞘炎、腱周囲炎
    • 上腕骨上顆炎(テニス肘等)
    • 筋肉痛(筋・筋膜炎等)
    • 外傷後の腫脹・疼痛

用法・用量

  • 本品の適量を1日数回患部に塗擦する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤な喘息発作を誘発又は再発させるおそれがある。][9.1.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既往歴のある患者を除く)
喘息発作を誘発させるおそれがある。[2.2参照]
9.1.2 皮膚感染症のある患者
感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に使用すること。皮膚の感染症を不顕性化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。他の非ステロイド性消炎鎮痛剤の外皮用剤を妊娠後期の女性に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。また、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に使用すること。

8.重要な基本的注意

8.1 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく、対症療法であることに留意すること。
8.2 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 眼及び粘膜に使用しないこと。
14.1.2 表皮が損傷している場合に使用すると一過性の刺激感を起こすことがあるので注意すること。
14.1.3 密封包帯法で使用しないこと。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人の背部に本剤3g(ピロキシカム15mg相当量)を8時間塗擦したときのピロキシカム最高血中濃度は、146.8ng/mL(23時間後)であった(n=8)。
16.3 分布
変形性関節症患者の膝関節部に塗擦した場合、ピロキシカムは、関節液中に高濃度に分布した。また、整形外科的疾患患者に塗擦した場合、適用部位の各組織に速やかに浸透し、2~24時間後の皮膚、皮下脂肪及び筋肉の各組織内ピロキシカム濃度は、血漿中よりも高濃度を示した。
16.4 代謝
ピロキシカムは、主として肝代謝酵素CYP2C9で代謝される。本剤3gを8時間塗擦したとき、尿中排泄の大部分は5'-ヒドロキシピロキシカム及びその抱合体で、経口投与時と類似の代謝を受けて排泄された(n=8)。
16.5 排泄
本剤3gを8時間塗擦したとき、8日目までのピロキシカム及びその代謝物の尿中累積排泄率は約3.4%であった(n=6)。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~1%未満注)0.1%未満注)頻度不明
皮膚
(局所)
湿疹・皮膚炎、そう痒感発赤、発疹、粃糠様落屑
過敏症光線過敏症

注)臨床試験と承認後の使用成績調査を合算した発現頻度

戻る

さらなるご利用にはご登録が必要です。

こちらよりご契約または優待日間無料トライアルお申込みをお願いします。

(※トライアルご登録は1名様につき、一度となります)


ご契約の場合はご招待された方だけのご優待特典があります。

以下の優待コードを入力いただくと、

契約期間が通常12ヵ月のところ、14ヵ月ご利用いただけます。

優待コード: (利用期限:まで)

ご契約はこちらから