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テイカゾン点眼・点耳・点鼻液0.1%

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • (眼科用)

    外眼部および前眼部の炎症性疾患の対症療法(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ブドウ膜炎、術後炎症)
  • (耳鼻科用)

    外耳・中耳(耳管を含む)又は上気道の炎症性・アレルギー性疾患(外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎など)、術後処置

用法・用量

  • (眼科用)

    通常1日3~4回、1回1~2滴宛点眼する。なお症状により適宜増減する。
  • (耳鼻科用)

    通常1日1~数回、適量を点耳、点鼻、耳浴、ネブライザー又はタンポンにて使用するか、又は患部に注入する。なお症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌

次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること

  • 眼科疾患に使用する場合

    • 角膜潰瘍のある患者[角膜潰瘍が増悪するおそれがある。]
    • ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患又は化膿性眼疾患のある患者[免疫抑制作用により、症状が増悪するおそれがある。]
  • 耳鼻科疾患に使用する場合

    • 耳又は鼻に結核性又はウイルス性疾患のある患者[免疫抑制作用により、症状が増悪するおそれがある。]
    • 糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。]

注意 

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には長期・頻回使用を避けること。〔妊娠中の使用に関する安全性は確立していない。〕
(参考)
妊娠6日目から18日目のウサギの結膜嚢内に、0.1%デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム液を点眼した結果、腎の減形成、臍ヘルニア、腸の発育不全が認められた。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない。特に2歳未満の場合には慎重に使用すること。
生物学的同等性試験
<鼻腔からの吸収>
テイカゾン点眼・点耳・点鼻液0.1%及び標準製剤の鼻腔での効果を比較するために家兎(n=10)鼻腔にネブライザーで投与し、投与後30、60、120、180、240、300、360分後の血中濃度を比較した。得られた結果について統計解析を行った結果、両製剤の生物学的同等性が確認された。
時間(min)血漿中デキサメタゾン濃度(μg/mL) mean±S.E.[n=10]
3060120180240300360
テイカゾン点眼・点耳・点鼻液0.1%0.026±0.0010.041±0.0010.061±0.0020.117±0.0080.062±0.0040.043±0.0020.033±0.001
標準製剤0.028±0.0010.045±0.0030.060±0.0030.115±0.0080.064±0.0030.045±0.0020.033±0.001

重大な副作用 

(すべて頻度不明)
次のような副作用があらわれることがあるので、症状があらわれた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。
緑内障
連用により、数週後から眼内圧亢進、また緑内障があらわれることがあるので、定期的に眼内圧検査を実施すること。
角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症
角膜穿孔
角膜ヘルペス、角膜潰瘍又は外傷等に使用した場合には穿孔を生ずることがある。
後嚢下白内障
長期使用により、後嚢下白内障があらわれることがある。
耳・鼻
感染症の誘発
耳又は鼻の局所に化膿性の感染症を誘発することがある。

その他の副作用 

次のような症状又は異常があらわれた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症刺激感
その他下垂体・副腎皮質系機能抑制(長期使用時)、創傷治癒遅延
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