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オキシテトラコーン歯科用挿入剤5mg

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • <適応菌種>

    • オキシテトラサイクリン感性菌
  • <適応症>

    • 抜歯創・口腔手術創の二次感染

用法・用量

  • 抜歯窩に1~数個を挿入する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • テトラサイクリン系抗生物質、又はテトラカインに対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

8.重要な基本的注意

8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
8.2 感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す徴候(そう痒、発赤等)があらわれた場合には使用を中止すること。[11.1.1参照]

16.薬物動態

16.3 分布
本剤をイヌの抜歯窩に挿入し、血餅、抜歯窩周囲骨及び歯肉内の濃度を測定したところ、血餅内濃度は挿入後2時間まで高濃度(32~37mg/g)を示し、48時間後最高濃度の約1/8となった。また、抜歯窩周囲骨内濃度は2時間でピーク(0.72mg/g)に達し、48時間後には0.102mg/gとなった。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ハロゲン剤(ヨウ素、次亜塩素酸)本剤の作用が減弱することがある。機序は不明である。
金属(鉄、アルミニウム、マグネシウム等)の塩類本剤の作用が減弱することがある。本剤が金属イオンとキレートを形成する。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧降下、顔面蒼白、脈拍の異常、呼吸抑制等の症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2参照]
11.1.2 中枢神経(頻度不明)
振戦、痙れん等の中毒症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、ジアゼパム又は長短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)の投与等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
中枢神経眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等
過敏症発疹等
菌交代現象オキシテトラサイクリン非感性菌による感染症
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