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ヱフェドリン「ナガヰ」錠25mg

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 下記疾患に伴う咳嗽
    • 気管支喘息,喘息性(様)気管支炎,感冒,急性気管支炎,慢性気管支炎,肺結核,上気道炎(咽喉頭炎,鼻カタル)
  • 鼻粘膜の充血・腫脹

用法・用量

  • l-エフェドリン塩酸塩として,通常成人1回12.5~25mg(1/2~1錠)を1日1~3回経口投与する.
    なお,年齢,症状により適宜増減する.

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • カテコールアミン(アドレナリン,イソプロテレノール,ドパミン等)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

甲状腺機能亢進症の患者〔甲状腺機能亢進症が悪化するおそれがある.〕
高血圧症の患者〔本剤には血圧上昇作用がある.〕
心疾患のある患者〔本剤には心刺激作用がある.〕
糖尿病の患者〔血糖が上昇するおそれがある.〕
緑内障の患者〔眼圧が上昇するおそれがある.〕
前立腺肥大症の患者〔排尿障害が悪化するおそれがある.〕

重要な基本的注意

用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合は,本剤が適当でないと考えられるので,投与を中止すること.
なお,小児に投与する場合には,使用法を正しく指導し,経過の観察を十分に行うこと.
過度に使用を続けた場合,不整脈,場合によっては心停止を起こすおそれがあるので,使用が過度にならないように注意すること.

高齢者への投与

減量するなど注意すること.〔一般に高齢者では生理機能が低下している.〕

薬物動態

血漿中濃度
〔喘息患者(外国人),l-エフェドリン塩酸塩22mg1回経口投与〕
Tmax(hr)Cmax(ng/mL)t1/2(h)
1.879.46.8
排泄経路および排泄率
排泄経路
主として尿中
排泄率
投与後24時間までの尿中排泄率は投与量の87.5%で,その内訳は,エフェドリンが77.2%,ノルエフェドリンが4.0%,馬尿酸が6.3%であった.(健康成人,重水素標識l-エフェドリン塩酸塩49.5mg1回(承認範囲外用量)経口投与)

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
カテコールアミン
アドレナリン
ボスミン
イソプロテレノール
プロタノール等
ドパミン等
不整脈,場合によっては心停止を起こすおそれがある.併用により交感神経刺激作用が増強される.

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
モノアミン酸化酵素阻害剤
甲状腺製剤
レボチロキシン,
リオチロニン等
本剤の作用が増強されるおそれがあるので,減量するなど慎重に投与すること.併用により交感神経刺激作用が増強される.
キサンチン誘導体
テオフィリン,
ジプロフィリン等
ステロイド剤
プレドニゾロン,
ベタメタゾン等
利尿剤
フロセミド,
ヒドロクロロチアジド等
血清カリウム値が低下するおそれがあるので,血清カリウム値をモニターするとともに,減量するなど注意すること.(「副作用」の項参照)併用により血清カリウム低下作用が増強される.

重大な副作用 

(頻度不明)
重篤な血清カリウム値の低下
β2-刺激剤により重篤な血清カリウム値の低下が報告されている.また,β2-刺激剤による血清カリウム値の低下作用は,キサンチン誘導体,ステロイド剤および利尿剤の併用により増強することがあるので,重症喘息患者では特に注意すること.さらに,低酸素血症は,血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある.このような場合には,血清カリウム値をモニターすることが望ましい.

その他の副作用 

頻度不明
循環器心悸亢進,血圧上昇
精神神経系頭痛・頭重,振戦,不眠,めまい,発汗,神経過敏,脱力感
消化器悪心・嘔吐,食欲不振
泌尿器排尿困難
過敏症注)発疹
長期連用注)不安,幻覚,妄想を伴う精神症状
その他口渇

注:このような症状があらわれた場合には,投与を中止すること.

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