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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)

用法・用量

  • 潰瘍面を清拭後、通常1日1回、患部に約3mmの厚さに散布する(直径4cmあたり3gを目安に散布する)。
  • 滲出液の量が多い場合は、1日2回散布する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には使用しないこと

  • ヨウ素過敏症の患者

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

甲状腺機能に異常のある患者[創面から吸収されたヨウ素により症状が悪化するおそれがある。]
重症の熱傷の患者[広範囲の使用により、アシドーシスを起こすおそれがある。]
腎不全の患者[血清中ヨウ素濃度が著しく上昇するおそれがある。]
新生児(「その他の注意」の項参照)

重要な基本的注意

本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約2ヶ月間投与しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮すること。
本剤は熱傷潰瘍を適用としているので、臨床的に潰瘍がみられない熱傷に対しては、他の適切な療法を考慮すること。

適用上の注意

投与経路
外用のみに使用し、経口投与しないこと。
使用時
汚染を防ぐために、散布の際、容器の先端が患部に触れないように注意すること。
患部を生理食塩液等で洗浄すること。
交換時には本剤を生理食塩液等で十分に洗浄除去すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には長期にわたる広範囲の使用を避けること。

薬物動態

皮膚潰瘍患者における吸収及び排泄
各種皮膚潰瘍を有する患者11例に本剤を1日1回2週間、創傷面に厚さ約3mmの層となるように均一に散布(投与量として0.3~3g/日)したところ、尿中ヨウ素排泄量は投与期間中有意に上昇したが(P<0.05)、投与終了後3~7日でほぼ投与前値に戻った(表)。なお、投与中及び投与後の血中蛋白に結合しているヨウ素の濃度に有意な変動は認められず(P>0.05)、本剤投与により損傷皮膚から吸収されたヨウ素は速やかに尿中へ排泄されることが示された。
尿中ヨウ素排泄量(mg/日)
投与前1日後3日後7日後14日後投与終了3~7日後
0.27±0.241.63±1.113.85±4.132.76±2.572.73±2.470.96±1.19
平均値±S.D.

その他の副作用 

0.1%~1%未満
皮膚注)疼痛、刺激感、皮膚炎(発疹、水疱、発赤など)、そう痒等

注)使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

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