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ヘプロニカート錠100mg「CH」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • ○レイノー病・バージャー病・閉塞性動脈硬化症などの末梢循環障害
  • ○凍瘡・凍傷

用法・用量

  • 通常成人には1日量ヘプロニカートとして300~600mg(3~6錠)を毎食後3回に分け経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]
  • 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。[2.1参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
ラットにニコチン酸換算で10mg/kgを単回経口投与した場合、血中濃度は1時間後に最高となり、その後減少するが、ニコチン酸にみられるような一過性の高い血中濃度を示さず、持続的である。
16.2 吸収
ラット及びウサギに経口投与した場合、小腸内で加水分解を受けてニコチン酸となり吸収される。
16.3 分布
ラットに経口投与した場合、肝、腎に比較的多く分布し、2時間後に最高濃度となる。
16.5 排泄
ウサギに経口投与した場合、ほとんどが尿中へ排泄され、48時間以内のニコチン酸排泄量は投与量の40%である。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
消化器嘔吐、口渇、胃痛、胃部膨満感、胃部不快感、食欲不振、下痢便秘
精神神経系頭痛
過敏症そう痒感等発疹
皮膚発赤、熱感、蟻走感
その他のぼせ

注)発現頻度は使用成績調査を含む

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