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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、うっ血性心不全

用法・用量

  • プロキシフィリンとして、通常成人1日200~300mgを2~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤、又は他のキサンチン系薬剤に対し、重篤な副作用の既往歴のある患者

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 てんかんの患者
中枢刺激作用によって発作を起こすおそれがある。
9.1.2 甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強するおそれがある。
9.1.3 急性腎炎の患者
腎臓に対する負荷を高め尿蛋白が増加するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 単回投与
健康成人にプロキシフィリン5mg/kg(21μmol/kg)を単回経口投与した場合、速やかに吸収され、血清中未変化体の消失半減期は8.2~11.5時間であった(外国人のデータ)。
16.1.2 反復投与
健康成人にプロキシフィリン5mg/kg(21μmol/kg)を1日3回、3日間反復経口投与しても薬物動態の変化は認められず、また、定常状態における血清中未変化体の消失半減期は7.7~13.5時間であった(外国人のデータ)。
16.5 排泄
健康成人に5mg/kg(21μmol/kg)を単回経口投与したときの3日目までの尿中には未変化体が投与量の18~29%排泄され、腎クリアランスは9~13mL/h・kgであった(外国人のデータ)。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
他のキサンチン系薬剤
テオフィリン
コリンテオフィリン
ジプロフィリン
カフェイン等
中枢神経興奮薬
過度の中枢神経刺激作用があらわれることがあるので、これらの薬剤とは併用しないことが望ましいが、やむをえず併用する場合には減量するなど慎重に投与すること。キサンチン系薬剤の中枢神経興奮作用が、併用により増強されることがある。
ハロタン頻脈、心室性細動等の不整脈を起こすおそれがある。本剤の血中濃度が上昇することがある。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
11.1.2 痙攣、意識障害(頻度不明)
痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。
11.1.3 急性脳症(頻度不明)
痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。
11.1.4 横紋筋融解症(頻度不明)
脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満頻度不明
精神神経系頭痛、不眠
循環器心悸亢進
消化器悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢
過敏症発疹
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