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ディスコビスク1.0眼粘弾剤

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 水晶体再建術の手術補助

用法・用量

  • 通常、白内障摘出時には0.1~0.4mL、眼内レンズ挿入時には0.1~0.4mLを前房内に注入する。また、必要に応じて眼内レンズコーティングに約0.1mL使用する。

禁忌 

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 本剤の成分又は蛋白系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

8.重要な基本的注意

8.1 本剤の使用にあたっては、必ず添付のカニューレを使用し、カニューレが完全にシリンジに装着したことを確認してから使用すること。装着が完全でないと、使用中にカニューレが外れ重篤な事故が生ずる可能性がある。
8.2 注意深く、ゆっくりと注入すること。
8.3 過量に注入しないこと。術後の眼圧上昇の原因となる可能性がある。
8.4 超音波乳化吸引術を行う前に灌流・吸引を行い、水晶体と本剤との間に灌流液で満たした空間を作ること。空間が不十分なまま超音波乳化吸引術を行うとチップの閉塞により、灌流不全となり角膜熱傷を起こすことがある。
8.5 特に手術直後は、注意深く眼圧を観察すること。もし眼圧上昇があらわれた場合は適切な処置を行うこと。
8.6 手術後、灌流・吸引し、挿入したレンズの後方や前房隅角等眼内すべてから本剤を完全に除去すること。眼圧上昇を起こすことがある。

14.適用上の注意

14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 ガラス容器が損傷している場合は使用しない。
14.1.2 澄明な製剤のみを使用する。
14.1.3 本剤は冷所に保存するので、使用に先立って室温に30分以上保つことが望ましい。
14.1.4 本剤の使用にあたっては、気泡の混入を防ぐため使用法に十分留意すること。
14.1.5 術後は本剤を十分に除去すること。
14.1.6 本剤の開封後の使用は1回限りとし、残液はカニューレ及び容器とともに廃棄し、再使用しないこと。

16.薬物動態

16.3 分布
白色ウサギに本剤を50μL前房内単回投与したところ、ヒアルロン酸ナトリウム及びコンドロイチン硫酸エステルナトリウムの房水中濃度(平均値±標準偏差)は30分後にそれぞれ最高濃度4560±631μg/mL及び8930±1400μg/mLに達し、それぞれ半減期1.8時間及び1.7時間で消失した。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には眼圧下降薬を投与するなど適切な処置を行うこと。

5%以上頻度不明
眼圧上昇炎症反応、角膜混濁、散瞳、霧視
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