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トラマゾリン点鼻液0.118%「AFP」

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 諸種疾患による鼻充血・うっ血

用法・用量

  • 通常成人1回2~3滴を1日数回点鼻するか、又は1日数回噴霧する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 乳児及び2歳未満の幼児[9.7.1、13.1参照]
  • 2.3 モノアミン酸化酵素阻害剤投与中の患者[10.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 冠動脈疾患のある患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.2 高血圧症の患者
血圧が上昇するおそれがある。
9.1.3 甲状腺機能亢進症の患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.4 糖尿病の患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.7.1 乳児及び2歳未満の幼児
投与しないこと。[2.2参照]
9.7.2 2歳以上の幼児、小児
・過量投与により、発汗、徐脈等の全身症状があらわれやすいので使用しないことが望ましい。[13.1参照]
・やむを得ず使用する場合には、精製水あるいは生食水にて倍量に希釈して使用することが望ましい。使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行うこと。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

連用又は頻回使用により反応性の低下や局所粘膜の二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って使用するか又は適切な休薬期間をおいて使用すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意
眼科用として使用しないこと。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
点鼻投与した場合、5分で血中にあらわれ、24時間後までほぼ一定した濃度が継続した(サル)。
16.3 分布
投与後1時間で肝に投与量の4%が分布したが、その他の臓器への分布はわずかであった(サル)。
16.4 代謝
尿中から回収された代謝産物は、アミン型のものであり、フェノール性およびカルボキシル性の代謝物は存在しない(サル)。
16.5 排泄
経口投与した場合、24時間で約49%が尿中に、25%が糞中に排泄された(ラット)。

併用禁忌 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
モノアミン酸化酵素阻害剤
セレギリン塩酸塩(エフピー)
ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)
サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)
[2.3参照]
急激な血圧上昇を起こすおそれがある。本剤の血圧上昇作用を増強するおそれがある。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
過敏症過敏症状
循環器心悸亢進
消化器悪心嘔気
乾燥感、刺激痛反応性充血鼻灼熱感、鼻汁
長期使用反応性の低下
その他めまい、頭痛、味覚障害
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