ステリクロンスクラブフォーム4％

• ステリクロン0.5％AL綿球14
  ステリクロン0.5％AL綿球20
• ステリクロンRエタノール液0.5
• ステリクロンR液0.05
• ステリクロンR液0.1
• ステリクロンWエタノール液0.5
• ステリクロンWエタノール液1％
• ステリクロンW液0.02
  ステリクロンW液0.05
• ステリクロンW液0.1
• ステリクロンスクラブ液4％
• ステリクロンハンドローション0.5％
• ステリクロン液20
• ステリクロン液5

効能・効果

• 医療施設における医師、看護師等の医療従事者の手指消毒

用法・用量

• ＜術前、術後の術者の手指消毒＞

  • 手指及び前腕部を水でぬらし、本剤約5mLを手掌にとり、1分間洗浄後、流水で洗い流し、更に本剤約5mLで2分間洗浄をくりかえし、同様に洗い流す。

• ＜術前、術後の術者以外の医療従事者の手指消毒＞

  • 手指を水でぬらし、本剤約2.5mLを手掌にとり、1分間洗浄後、流水で洗い流す。

次の患者には投与しないこと

• クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者［8.参照］

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1　合併症・既往歴等のある患者

9.1.1　薬物過敏体質の者（クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者を除く）［8.参照］

8.重要な基本的注意

ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行うこと。［2.、9.1.1、11.1.1参照］

14.適用上の注意

14.1　薬剤使用時の注意

14.1.1　本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。

14.1.2　経口投与しないこと。誤飲した場合には、牛乳、生卵、ゼラチン等を用いて、胃洗浄を行うなど適切な処置を行う。

14.1.3　手指消毒以外の目的には使用しないこと。

14.1.4　眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には、直ちによく水洗すること。

14.1.5　溶液の状態で長時間皮膚と接触させた場合に皮膚化学熱傷を起こしたとの報告があるので、注意すること。

14.2　薬剤使用後の注意

本剤の付着した白布を次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系漂白剤で漂白すると、褐色のシミができることがある。漂白には過炭酸ナトリウム等の酸素系漂白剤が適当である。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1.1　ショック（0.1％未満）、アナフィラキシー（頻度不明）

血圧低下、じん麻疹、呼吸困難等があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。［8.参照］

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

	0.1～5％未満
過敏症	発疹