ブドウ糖「日医工」

• ブドウ糖「コザカイ・M」
• ブドウ糖注10％PL「フソー」
  ブドウ糖注20％PL「フソー」
  ブドウ糖注50％PL「フソー」
• ブドウ糖注10％バッグ「フソー」
• ブドウ糖注20％PL「Hp」
• ブドウ糖注20％シリンジ「NP」
• ブドウ糖注5％「NP」
  ブドウ糖注5％「NP」
• ブドウ糖注5％PL「フソー」
  ブドウ糖注5％PL「フソー」
  ブドウ糖注5％PL「フソー」
• ブドウ糖注5％シリンジ「NP」
• ブドウ糖注5％バッグ「フソー」
  ブドウ糖注5％バッグ「フソー」
  ブドウ糖注5％バッグ「フソー」
• ブドウ糖注50％シリンジ「テルモ」
• ブドウ糖注射液「AY」5％
• ブドウ糖注射液5％「VTRS」
  ブドウ糖注射液5％「VTRS」
  ブドウ糖注射液5％「VTRS」
  ブドウ糖注射液20％「VTRS」

効能・効果

• ＜経口＞

  • 経口的栄養補給、ブドウ糖負荷試験

• ＜注射＞

  • 脱水症特に水欠乏時の水補給、循環虚脱、低血糖時の糖質補給、高カリウム血症、注射剤の溶解稀釈剤、薬物・毒物中毒、心疾患（GIK療法）、肝疾患、その他非経口的に水・エネルギー補給を必要とする場合

用法・用量

次の患者には投与しないこと

• ＜経口＞

  • 2.1　ブドウ糖吸収不良の患者［症状が悪化するおそれがある。］

• ＜注射＞

  • 2.2　低張性脱水症の患者［水分の過剰投与により、低張性脱水状態が進行し、症状が悪化するおそれがある。］

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1　合併症・既往歴等のある患者

＜用法共通＞

9.1.1　カリウム欠乏傾向のある患者

ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化するおそれがある。

9.1.2　糖尿病の患者

高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。

＜注射＞

9.1.3　尿崩症の患者

適切な水分、電解質管理が必要であり、本剤の投与により電解質等に影響を与え、症状が悪化するおそれがある。

9.2　腎機能障害患者

＜注射＞

9.2.1　腎不全の患者

水分の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。

9.7　小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8　高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

14.適用上の注意

14.1　薬剤投与時の注意

＜注射＞

14.1.1　皮下大量投与により血漿中から電解質が移動して循環不全を招くおそれがあるので皮下投与しないこと。

14.1.2　（高張液）血栓静脈炎を起こすことがあるので、慎重に投与すること。

14.1.3　高濃度液投与の急激な中止により低血糖を起こすおそれがある。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

	頻度不明
＜経口＞ 消化器注）	悪心・嘔吐、下痢、腹痛
＜注射＞ 大量・急速投与	電解質喪失

注）大量を経口投与するとき起こすことがある。