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クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「NP」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 運動器疾患に伴う有痛性痙縮

    • 腰背痛症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊椎分離・辷り症、脊椎骨粗鬆症、頸肩腕症候群

用法・用量

  • 通常成人1回クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして250mgを1日3回経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 2.1 本剤及び類似化合物(メトカルバモール等)に対し、過敏症の既往歴のある患者
  • 2.2 肝障害患者[9.3.1参照]

注意 

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.2 腎機能障害患者
The United States DISPENSATORY,27th Ed.301(1973)及びMARTINDALE The Extra Pharmacopoeia,26th Ed.1891(1972)に準拠した。
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 肝障害患者
投与しないこと。Modern Drug Encyclopedia,13th Ed.155(1975)に準拠した。[2.2参照]
9.3.2 肝障害の既往歴のある患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

8.重要な基本的注意

ねむけ、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

14.適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

16.薬物動態

16.1 血中濃度
16.1.1 生物学的同等性試験
<クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「NP」>
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「NP」とリンラキサー錠125mgのそれぞれ2錠(クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして250mg)を、クロスオーバー法により健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中クロルフェネシンカルバミン酸エステル濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC0→12hr、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
薬物動態パラメータ
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0→12hr(μg・hr/mL)Cmax(μg/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠125mg「NP」19.44±2.743.78±0.391.50±0.523.07±1.39
リンラキサー錠125mg18.48±3.353.64±0.271.42±0.512.72±0.96
(Mean±S.D.,n=12)
血漿中クロルフェネシンカルバミン酸エステル濃度推移
血漿中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
<クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「NP」>
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「NP」とリンラキサー錠250mgのそれぞれ1錠(クロルフェネシンカルバミン酸エステルとして250mg)を、クロスオーバー法により健康成人男子に絶食単回経口投与して血清中クロルフェネシンカルバミン酸エステル濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC0→12hr、Cmax)の平均値の差の95%信頼区間は±20%の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された。
薬物動態パラメータ
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0→12hr(μg・hr/mL)Cmax(μg/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「NP」19.906±3.6213.94±0.421.90±0.574.13±0.76
リンラキサー錠250mg19.229±2.4213.92±0.371.90±0.574.15±1.07
(Mean±S.D.,n=10)
血漿中クロルフェネシンカルバミン酸エステル濃度推移
血漿中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
フェノチアジン系薬剤
〔クロルプロマジン塩酸塩等〕
相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。機序は不明である。
中枢神経抑制剤
〔バルビツール酸誘導体等〕
相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。機序は不明である。
モノアミン酸化酵素阻害剤相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。機序は不明である。
アルコール相互に作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意すること。機序は不明である。

重大な副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
11.1.2 中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)
頻度は承認時の一般臨床試験及び市販後の調査の合算に基づいている。

その他の副作用 

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1~1%未満0.1%未満頻度不明
精神神経系めまい・ふらつき、ねむけ頭痛・頭重感、倦怠感、脱力感
消化器腹痛注1)、消化不良注2)、嘔気、胃腸障害下痢、便秘、口内乾燥、舌炎、悪心
血液白血球減少、血小板減少
過敏症発疹注3)浮腫・腫脹感、そう痒感、口内炎、熱感

頻度は承認時の一般臨床試験及び市販後の調査の合算に基づいている。
注1)胃痛、胃部不快感を含む。
注2)胃のもたれ(膨満感、胃重感)、胸やけ、食欲不振を含む。
注3)皮疹、薬疹を含む。

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