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ロートエキス散「司生堂」

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他剤形 薬剤一覧

効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • 下記疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛
    • 胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘

用法・用量

  • 通常、成人1日0.2~0.9g(ロートエキスとして、20~90mg)を2~3回に分割経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 緑内障のある患者[眼内圧を高め、症状を悪化させることがある。]
  • 前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくくすることがある。]
  • 重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
  • 麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。]

注意 

慎重投与

次の患者には慎重に投与すること

前立腺肥大のある患者[尿を出にくくすることがある。]
うっ血性心不全のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
不整脈のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸をあらわれることがある。]
甲状腺機能亢進症のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
高温環境にある患者[汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。]

重要な基本的注意

視調節障害、散瞳、羞明、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険な行為を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。

高齢者への投与

高齢者では、抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘等があらわれやすいので、慎重に投与すること。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

胎児又は新生児に頻脈等を起こすことがあるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。また、乳汁分泌が抑制されることがある。

併用注意 

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
三環系抗うつ剤
フェノチアジン系薬剤
MAO阻害剤
抗ヒスタミン剤
イソニアジド
抗コリン作用(口渇、眼の調節障害、便秘、排尿困難等)が増強されることがある。併用により本剤の作用が増強されることがある。

その他の副作用 

頻度不明
散瞳、羞明、霧視、調節障害等
消化器口渇、悪心・嘔吐、便秘等
泌尿器排尿障害
精神神経系頭痛、頭重感、めまい等
循環器頻脈等
過敏症注)過敏症状
その他顔面紅潮

注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

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