今日の臨床サポート

レボカルニチン塩化物錠100mg「イセイ」、他

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効能・効果/用法・用量 

効能・効果

  • カルニチン欠乏症

用法・用量

  • 通常、成人には、レボカルニチン塩化物として、1日1.8~3.6gを3回に分割経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。
  • 通常、小児には、レボカルニチン塩化物として、1日体重1kgあたり30~120mgを3回に分割経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。

禁忌 

【禁忌】

次の患者には投与しないこと

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

注意 

次の患者には慎重に投与すること

重篤な腎機能障害のある患者又は透析下の末期腎疾患患者[本剤の高用量の長期投与により、トリメチルアミン等の有害な代謝物が蓄積するおそれがある。低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与し、漫然と投与を継続しないこと。重篤な腎機能障害のある患者に対する有効性及び安全性は確立されていない。]
本剤投与中は、定期的にバイタルサイン、臨床検査(血液検査、肝・腎機能検査、尿検査)、カルニチンの欠乏状態のモニタリングを行うことが望ましい。
錠剤を嚥下することが困難な場合には水に懸濁して投与してもさしつかえない。
本剤の投与に際しては、低用量から投与を開始し、臨床症状の改善の程度と副作用の発現の程度及び定期的な臨床検査、バイタルサイン、カルニチンの欠乏状態等から投与量を総合的に判断すること。また、増量する場合には慎重に判断し、漫然と投与を継続しないこと。
血液透析患者への本剤の投与に際しては、高用量を長期間投与することは避け、本剤投与により期待する効果が得られない場合には、漫然と投与を継続しないこと。また、血液透析日には透析終了後に投与すること。(「1.慎重投与」の項参照)
小児への投与に際しては、原則として、成人用量を超えないことが望ましい。
<参考>
本剤はレボカルニチン塩化物1,800mgでレボカルニチン1,500mgに相当する。
本剤は、臨床症状・検査所見からカルニチン欠乏症と診断された場合あるいはカルニチン欠乏症が発症する可能性が極めて高い状態である場合にのみ投与すること。
本剤の投与に際しては、原則として、カルニチンの欠乏状態の検査に加え、カルニチン欠乏の原因となる原疾患を特定すること。
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察し、減量するなど十分に注意しながら本剤を投与すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、投与する場合は授乳を避けさせること。[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。]
低出生体重児、新生児、乳児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
生物学的同等性試験
レボカルニチン塩化物錠300mg「イセイ」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ4錠(レボカルニチン塩化物として1200mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中遊離カルニチン濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、判定パラメータの対数値の平均の差がlog(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。また、レボカルニチン塩化物錠100mg「イセイ」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン(平成24年2月29日薬食審査発0229第10号)」に基づき、レボカルニチン塩化物錠300mg「イセイ」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。[血漿中遊離カルニチン濃度及び薬物動態パラメータの算出には、投与前の血漿中遊離カルニチン濃度(内因性遊離カルニチン濃度)を差し引いた値を用いた。]
判定パラメータ参考パラメータ
AUC0→24hr(μg・hr/mL)Cmax(μg/mL)Tmax(hr)T1/2(hr)
レボカルニチン塩化物錠300mg「イセイ」59.227±22.9145.559±2.1895.7±2.514.271±14.372
標準製剤(錠剤,300mg)60.150±24.8845.789±2.3815.8±2.57.723±4.163
(Mean±S.D.,n=29)
血漿中濃度並びにAUC,Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の条件によって異なる可能性がある。
溶出挙動
レボカルニチン塩化物錠100mg「イセイ」及びレボカルニチン塩化物錠300mg「イセイ」は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたレボカルニチン塩化物錠の溶出規格に適合していることが確認されている。

その他の副作用 

頻度不明
消化器食欲不振、下痢、軟便、腹部膨満感
過敏症発疹、そう痒感
その他顔面浮腫、血尿、貧血
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